2020.01.29

地区首位決戦はディフェンスがカギ…キーマンは宇都宮ブレックスの遠藤祐亮、アルバルク東京の菊地祥平

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宇都宮ブレックスvsアルバルク東京(@ブレックスアリーナ宇都宮)
1月29日19時25分

 今シーズンも激戦が続く東地区。今節は1位のアルバルク東京と2位の宇都宮ブレックスが、ブレックスアリーナ宇都宮で相まみえる。今シーズンは3度目の対戦となるが、前回は昨年の11月1・2日に同じくブレックスアリーナ宇都宮で行われ、73-72でA東京が先勝するも第2戦は宇都宮が79-71でリベンジし、1勝1敗の五分の星となっている。

 ホームの宇都宮は天皇杯ファイナルラウンド準決勝で川崎ブレイブサンダースに敗れて以降、サンロッカーズ渋谷秋田ノーザンハピネッツ大阪エヴェッサに連敗するなど調子を落とした。天皇杯で初優勝を目指した宇都宮だったが、主力が欠場する“手負い”の川崎に敗れたショックは予想以上に大きく、大阪との第2戦でも第1クォーター開始5分で4-17とされる場面があった。

 しかし、この試合ではディフェンスから立て直すことに成功。オフェンスではライアン・ロシターが30得点を挙げるパフォーマンスを見せて、連敗を4で止めた。

 対するA東京は年始の千葉ジェッツ戦に連敗を喫したが、それ以降4連勝を果たし調子は上向きだ。この間に東地区1位の座を宇都宮から奪取して、チャンピオンシップ進出争いでも1歩リードをした。

 チームとしては安藤誓哉田中大貴アレックス・カークの主軸が安定した力を発揮していることが大きいと言えるだろう。特に開幕直後に小島元基が故障のため戦線を離脱して手薄になっていたポイントガードのポジションに、途中入団の津山尚大の起用にめどが立ち、安藤の負担が軽減されたのが大きい。

 互いに激しいディフェンスからペースを握りたい両チーム。前回の対戦でも70点台の攻防となっており、今回もディフェンスがどのように機能するかに注目したい。特に宇都宮の遠藤祐亮、A東京の菊地祥平須田侑太郎が相手のエース、比江島慎田中大貴をどのように抑えるかが勝敗のカギを握りそうだ。

 Bリーグ創設から常に激しい戦いを演じてきた両チーム。今節も一瞬たりとも目が離せない一戦となるはずだ。

■ロースター
・宇都宮(ヘッドコーチ:安齋竜三)
田臥勇太※インジュアリーリスト
ジャワッド・ウィリアムズ
ジェフ・ギブス
比江島慎
テーブス海※特別指定
遠藤祐亮
竹内公輔
田原隆徳
渡邉裕規
山口颯斗※特別指定
鵤誠司
橋本晃佑
ライアン・ロシター
栗原貴宏
山崎稜
喜多川修平

・A東京(ヘッドコーチ:ルカ・パヴィチェヴィッチ)
小島元基※インジュアリーリスト
安藤誓哉
ケビン・ジョーンズ
正中岳城
ザック・バランスキー
須田侑太郎
ミラン・マチュワン
菊地祥平
竹内譲次
平岩玄
笹倉怜寿※特別指定
田中大貴
津山尚大
アレックス・カーク
小酒部泰暉※特別指定

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