2021.01.01

仕切り直しを図る千葉ジェッツ、リーグNo.1の攻撃力を発揮し2021年好スタートを切りたい

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

千葉ジェッツvs 琉球ゴールデンキングス(@船橋アリーナ)
第1戦:1月2日15時5分 第2戦:1月3日15時5分

 2021年のBリーグは1月2日の第16節からスタート。現在21勝4敗で東地区首位の千葉ジェッツは、船橋アリーナに西地区2位(18勝7敗)の琉球ゴールデンキングスを迎えての2連戦となる。

 前節の年内最終戦は、大阪エヴェッサとのアウェーゲームに臨んだ千葉。第1戦は第4クォーターに猛追に遭い延長戦へ。それでも最後は、エース富樫勇樹がクラッチタイムで逆転弾を沈め連勝を11に。しかし、続く第2戦では83-93で敗れて連勝ストップ。第3クォーターで16-25とされて引き離されると、最後まで相手の攻撃を抑えきれず約1カ月半ぶりの黒星を喫した。

 対する琉球も1勝1敗で前節を終えた。川崎ブレイブサンダースを迎えての初戦は、岸本隆一が今季最多となる26得点をマークする活躍を見せる。だが、チームとしては2ポイント成功数が12本、試投数も24本と少なく最終スコア72-70。GAME2はジャック・クーリーが19得点に加え、23リバウンドをマークしてゴール下を支配。チーム全体でペイントエリアから44得点、セカンドチャンスからは19得点を積み上げ、9点差で勝利を収めた。

 計25試合を消化し、1試合平均91.8得点でリーグトップの攻撃力を誇る千葉。仕切り直しとなる今節は、富樫とセバスチャン・サイズの得点リーダーを中心に、相手守備網に穴を開けたい。クーリーのリバウンドを抑えるにはジョシュ・ダンカンの働きも重要になるだろう。一方の琉球はいかに相手の攻撃力を軽減できるか。並里成と岸本らのガード陣が富樫から自由を奪い、ロースコアゲームに持ち込んで勝機をつかみたい。

文=小沼克年

■ロスター
・千葉(ヘッドコーチ:大野篤史)
ジョシュ・ダンカン
富樫勇樹
コー・フリッピン
田口成浩
赤穂雷太 ※特別指定
大宮宏正
西村文男
シャノン・ショーター
佐藤卓磨
藤永佳昭
ギャビン・エドワーズ
セバスチャン・サイズ
ラシードファラーズ
原修太

・琉球(ヘッドコーチ:藤田弘輝)
石崎巧
船生誠也
並里成
ナナーダニエル弾
ドウェイン・エバンス
岸本隆一
田代直希
今村佳太
満原優樹
小野寺祥太
キム・ティリ
ジャック・クーリー
牧隼利

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