2023.05.31

ルカ・パヴィチェヴィッチHCがBリーグ復帰…サンロッカーズ渋谷の指揮官就任

かつて5シーズンにわたってアルバルク東京を率いたルカ・パヴィチェヴィッチHC [写真]=B.LEAGUE
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 サンロッカーズ渋谷は5月31日、ルカ・パヴィチェヴィッチ氏が2023-24シーズンのヘッドコーチに就任したことを発表した。

 パヴィチェヴィッチHCはモンテネグロ出身の54歳。2016年に日本代表の暫定ヘッドコーチ就任に伴い来日し、2017-18シーズンからアルバルク東京の指揮を執った。2022年5月に退任するまでリーグ2連覇をはじめ、2019年の「FIBAアジアチャンピオンズカップ」優勝などタイトル獲得に貢献。2022-23シーズンは所属先がなかったが、2023-24シーズンから再びBリーグのチームで指揮を執ることになった。

 指揮官、大江田孝幸ゼネラルマネージャーはクラブを通じて、次のようにコメントした。

「まず、伝統あるクラブであるサンロッカーズのヘッドコーチとしてお声がけいただき、信頼とリスペクトを持ってお話をいただいたサンロッカーズのマネジメントの皆さんに感謝します。オーナー企業が日立製作所からセガサミーホールディングスへと変わり、チームとしても大きな移行期に与えていただいたヘッドコーチという役割を、大きな責任感を持ってお受けしました。これは新しい未来に向かっての大切なチャレンジであり、目標達成のためのプロセスを創り、歩んでいく事にとてもワクワクしています。そして、2023-24シーズンにサンロッカーズ渋谷の素晴らしいファンの皆さんと共に再び結束し、先に待つ高い目標と期待を追い求めていきたいと思います」(パヴィチェヴィッチHC)

「このたび、ルカ・パヴィチェヴィッチ氏が2023⁻24シーズンのサンロッカーズ渋谷ヘッドコーチに就任することとなりましたのでご報告いたします。サンロッカーズ渋谷はオーナー変更という大きな変革の時を迎え、チームとしてさらなる成長を遂げるために、コーチ・スタッフの選定、選手の補強に今まで以上に注力しております。ヘッドコーチ選定においても多くの候補者と面談を行い、本日の発表まで入念な準備をしてまいりました。それにより、ファンの皆様、パートナー企業の皆様、サンロッカーズ渋谷に関わる全ての皆様にご報告が遅れ、ご心配をおかけしたこと申し訳ございませんでした」

「長いサンロッカーズの歴史の中で常にチームコンセプトとして掲げてきた『全員が共通理解をもったチームディフェンスを最重要視し早いバスケットボールを展開する』スタイルとその文化を土台に、新しい文化を積み上げ、規律を構築して世界基準をめざしたいというクラブのビジョンに共感いただき、我々と共にタイトル獲得に向けチャレンジしてくれることになりました。ルカコーチはご存じの通り、アルバルク東京で5年間ヘッドコーチを務め2度のリーグ制覇とアジアチャンピオンズカップ優勝をクラブにもたらした名将です。ルカコーチのフィロソフィーである『勝つための準備』は試合だけでなく普段の練習からチームに情熱を注ぎインテンシティが高く勝利を追求するバスケットボールを展開してくれると期待しています。ルカコーチと共に新しい歴史の第一歩を歩み始める新生サンロッカーズ渋谷にご期待ください」(大江田GM)

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