開幕9連敗の茨城ロボッツ、アンドリセヴィッチSVHCを解任…西村社長「非常に厳しい状況」

スーパーバイジングヘッドコーチ職の解任が発表されたジェームズ・アンドリセヴィッチ氏 [写真]＝B.LEAGUE

バスケットボールキング編集部

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　茨城ロボッツは11月3日、ジェームズ・アンドリセヴィッチ氏のスーパーバイジングヘッドコーチ職を解任することを発表した。4日の長崎ヴェルカ戦以降はクリス・ホルムヘッドコーチがチームの指揮を執るという。

　アンドリセヴィッチ氏は京都ハンナリーズとサンロッカーズ渋谷でアシスタントコーチ、広島ドラゴンフライズでHCなどを歴任。2023－24シーズンにチームの実質的な指揮を執るスーパーバイジングヘッドコーチへ就任したものの、茨城は第5節を終えて0勝9敗で東地区8位に沈む。

　ホルムHC、西村大介代表取締役社長は次のようにコメントした。

「ロボッツファンの皆さん、いつも熱く応援いただきありがとうございます。思い描くようなシーズンスタートではありませんでしたが、チームとして日々成長していくという目標は変わっていません。毎試合タフに戦い抜き、チームとして強くなっていきたいです。この機会を前向きに捉え感謝するとともに、皆さんがロボッツを誇りに思えるよう、チーム一丸戦っていきたいと思います。応援よろしくお願いいたします」（ホルムHC）

「いつも茨城ロボッツへ熱いご声援をいただき、ありがとうございます。この度、シーズン途中での指揮官交代となり皆様には多大なご心配をおかけするとともに、未だ勝利をお届けできていない現状に心よりお詫び申し上げます。アンドリセヴィッチ氏のNBAでの指導経験を評価し今シーズンからチームの指揮をお願いしてきました。大きな期待を背負って臨んだシーズンではありましたが、現状非常に厳しい状況です。今シーズンはB.LEAGUE PREMIER参入審査最終シーズンであり、ロボッツとしてはどうしても譲れないシーズンとなります。主力選手の怪我による相次ぐ戦線離脱に見舞われる不幸もありましたが、開幕から結果が伴わず9連敗と最下位に位置している現状を変えるべく、今回の解任の決断に至りました。シーズンはまだ51試合を残しております。『ロボッツはあきらめない』を体現すべく、ホルムHCはじめチーム一丸これまで以上にロボッツらしく粘り強く戦い、勝利を皆様にお届けできるよう全身全霊で前進していきたいと思います。どうかブースターの皆様におかれましても、会場に足を運んでいただき、チームの背中を押してくださいますと幸いです。引き続きの応援のほど、よろしくお願い申し上げます」（西村代表取締役社長）