2024.06.11

阿部諒が仙台からSR渋谷へ移籍「違う環境でチャレンジしたい」飛躍遂げ“恩返し”の古巣復帰

仙台で飛躍のシーズンを過ごした阿部諒[写真]=B.LEAGUE
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 B1リーグの仙台89ERSは6月11日、阿部諒が今シーズン限りで契約満了を迎え退団し、2024-25シーズンからサンロッカーズ渋谷へ移籍することを発表した。

 千葉県出身で現在29歳の阿部は、184センチ82キロのシューティングガード。市立船橋高校から拓殖大学へと進学し、2017-18シーズンにSR渋谷の特別指定選手としてBリーグデビューを果たすと、島根スサノオマジックで5年間プレー。

 仙台へ移籍した今シーズンはリーグ戦全60試合に先発出場し、1試合平均29分24秒のプレータイムで14.6得点3.7リバウンド4.8アシスト1.6スティール、3ポイント成功率31.5パーセントと、各成績で軒並みキャリアハイを更新。日本代表合宿にも招集されるなど飛躍のシーズンを過ごした。

 今回の移籍発表に際し、阿部は仙台のファンへ向けて「目標としていた30勝には届きませんでしたが(27勝33敗/東地区6位)、チームも個人としてもステップアップができたシーズンだったと感じています!これもファンの皆様、スポンサーの皆様、仙台89ERSに関わる全ての皆様のおかげだと強く思います」と感謝のコメント。

 移籍を決断した理由についても言及し、「今回の決断に至るまで本当に悩みましたが、僕自身もっと成長したい!違う環境でチャレンジしたい気持ちが強くなり、移籍することにしました。この決断が間違ってなかったと言えるようにこれからも精進していきます」と、新天地での活躍を誓った。

 また、7年ぶりに復帰することとなったSR渋谷のファンへ向けては、「初めてBリーグのコートでプレーをさせてもらったクラブにまたこうして戻って来られることをうれしく思っていますし、恩返しができるチャンスをいただけたことに感謝しております!シーズンを通して皆様と一緒に喜びを分かち合えるように努力していきますので、応援よろしくお願いいたします」と、メッセージを送った。

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