2024.06.17

特別指定選手の大庭圭太郎が茨城から滋賀へ移籍…複数年契約も発表「誠意を持って迎え入れさせていただきます」

滋賀と複数年契約を結んだ大庭[写真]=B.LEAGUE
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 B1東地区の茨城ロボッツは6月17日、特別指定選手として活動していた大庭圭太郎が今シーズン限りで退団し、2024-25シーズンから滋賀レイクスに移籍することを発表。滋賀は2024-25シーズンの特別指定選手期間以降を含む複数年契約を締結したことを明かした。

 福岡県出身で現在21歳の大庭は、173センチ75キロのポイントガード。如水館高校から九州共立大学に進学し、在学中の昨年9月に特別指定選手として茨城へ加入。初めてプロの舞台を経験した今シーズンはリーグ戦48試合に出場し、1試合平均2.8得点1.0アシストを記録した。

 今回の退団に際し、大庭は茨城の公式サイトを通じて「今シーズンで茨城ロボッツを退団することになりました。茨城ロボッツのブースター、関係者の方々、チームメイト、特別指定選手として加入した僕を、ロボッツファミリーとして温かく迎え入れてくださり、本当に感謝しています。今シーズンは苦しい状況が続きましたが、ホームでもアウェーでも、ロボッツブースターの皆さまのたくさんの声援がチームの支えになり本当に力になりました。プロキャリアを茨城の地でスタートできた事は本当にうれしく思っています。本当にありがとうございました。これからも応援よろしくお願いします」とコメントした。

 また、新天地となる滋賀の公式サイトを通じて、大庭と原毅人スポーツディレクターは以下のコメントをしている。

大庭圭太郎
「はじめまして!このたび、滋賀レイクスでプレーする機会をいただくこととなりました大庭圭太郎です。滋賀レイクスという素晴らしいクラブでプレーできることをうれしく思います!レイクスブースターの熱い声援をバスケットLIVEでいつも見ていて、今から滋賀ダイハツアリーナでプレーすることがすごく楽しみです。エナジー溢れるディフェンスと、スピードでチームの勝利に貢献したいと思います。滋賀レイクスに関わるすべての皆さま、よろしくお願いいたします」

▼ 原毅人スポーツディレクター
「『B1復帰、そしてBプレミアへ』に向けて、大庭圭太郎選手を、滋賀レイクスの新たなメンバーとして迎え入れられることを大変うれしく思います。大庭選手は、今シーズン、特別指定選手として20歳でB1でプロリーグデビューをし、『19試合で10分以上出場/48試合に出場/4試合でスタメン出場/全60試合にベンチ登録』と素晴らしいキャリアのスタートダッシュを見せておりました。プレーハイライトを見ていただければ分かるとおり、リーグトップレベルのスピードとアジリティー、21歳とは思えないフィジカルコンタクト、そしてアンダーサイズをアドバンテージにする各種スキルセットを持ち合わせた、ハイポテンシャル・ハイエナジーな選手です。また、Bプレミアへの参戦を見据えた、若手筆頭枠の選手として複数年契約を締結させていただきました。新シーズンに向けて、さまざまなガードタイプの選手を獲得できておりますが、大庭選手には、今シーズン野本選手や田原選手が見せてくれた様な『高い強度のバックコートDF』への厚みや、退団が決定したラベナ選手が主に担っていた『ペイントタッチからオフェンスを展開する能力』や、同世代の湧川選手が証明してくれた『成長速度とポテンシャル幅』、ポジションは違いますが、山崎選手が示してくれた『ボトルアップ型のリーダーシップ』等に期待しております。茨城ロボッツに関わるすべての皆さま、大学リーグからプロリーグへの挑戦を決意した大庭選手のキャリアの初期段階として、今後も素晴らしいキャリアのスタートダッシュが加速していく様、クラブ一同、誠意を持って大庭選手を迎え入れさせていただきます。また、新シーズンはB1にて対戦ができる事を心より楽しみにしております。滋賀レイクスに関わる全ての皆さま、レイクスの新ヤングスター候補として、大庭選手へのご声援とご期待をよろしくお願いいたします!」

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