2024.12.10
11月21日、バスケットボール男子日本代表(FIBAランキング21位)が、『FIBAアジアカップ2025予選Window2』でモンゴル代表(同108位)に93-75で勝利した。
パリ2024オリンピック日本代表でキャプテンを務めていた富樫勇樹(千葉ジェッツ)は先発出場し、18分42秒のプレータイムで6得点4アシスト。司令塔としてゲームをコントロールしながら、自身も3ポイント2本を決めるなど、落ち着いたプレーぶりだった。
パリ五輪後では初めての代表活動だったこともあり、この日は大浦颯太、中村拓人、山口颯斗ら新戦力候補たちもプレー。第1クォーターに猛反撃を受けるなど、噛み合わない場面がみられ、新顔たちにとってはアピールに成功したとは言い難い内容だった。
ホーバス体制発足以降、主軸を担ってきた富樫は「初めての選手とトムさんの体制が長い選手を結構わけてプレーしていたので。そういう意味ではまだまだシステムに慣れていない部分は見られたと思う」と試合を振り返り、「僕らも仙台での最初の中国戦(2022年)はまさにあんな感じだったので。これからああいう若い選手が経験を積んで成長していく姿が見られると思うので、すごく大きな一歩だったと思います」と前向きに捉えた。
また、次世代の日本代表を担う候補たちへ向けて、「運もありますけど、それが実力でもある。数少ないチャンスをどう勝ち取れるかがすごく大きなことなので、思い切り自分の持ち味を出してやってほしいですし、僕個人としては負けないようにやっていきたいと思います」とも語った。
自身のキャリアについては、五輪後に“代表引退”についても思いを巡らせていたが、「この代表のユニフォームを着てプレーすることは特別だと思う」と前置きしつつ、「自分から“引退”という形で、オリンピックで終わるのがもちろん綺麗であるかもしれないですけど、自分から機会を手放すよりはチャレンジしたいなという気持ちなので」と、プロバスケットボール選手として高みを目指し続ける意思を表明。
「ちょっと気楽な部分はあります。どういう変化なのかわからないですけど。どうしても次の大会に出たいという気持ちというよりは、一つ下がって…」と、その向き合い方は少しずつ変わっていると言うものの、「若い選手たちに負けないように、4年後までいいプレーを見せられればいいなと思います」と、ロサンゼルス2028オリンピックへの思いも含ませた。
アジアカップ予選3連勝とした日本は、24日にアウェーでグアム代表(同80位)と対戦。この試合で勝利すれば、アジアカップ本大会とワールドカップ1次予選への出場権を手にする。
2024.12.10
2024.11.28
2024.11.28
2024.11.06
2024.10.21
2024.10.19
2024.11.25
2024.11.24
2024.11.23
2024.11.23
2024.11.23
2024.11.22
2024.11.24
2024.11.24
2024.11.23
2024.11.23
2024.11.23
2024.11.22