2024.06.02
11月20日、日環アリーナ栃木で行われるモンゴル代表(FIBAランキング108位)との「FIBAアジアカップ2025 予選」Window2に向けた日本代表(同21位)の前日練習が行われ、トム・ホーバスヘッドコーチと選手が練習後の囲み取材に応じた。
合宿参加メンバー最年少で、日本代表デビューに期待が高まる渡邉伶音(福岡大学附属大濠高校)は「多少の緊張はありますが、幼い頃から夢見ていた舞台なので、本当にワクワクの気持ちです」と現在の心境を吐露した。直前合宿期間中は福岡大附属大濠の一員として17日の「U18日清食品トップリーグ2024」最終戦に出場するなど、ほかのメンバーより多忙を極めたが、「コンディションはいいです」と万全な様子。合宿を通じて「一つひとつの強度がすごく高い」と感じたようで、「(普段は)高校生とプレーしている分、すごく刺激になっていて、オフェンスでも、ディフェンスでも強くプレーすることを意識しています」と明かし、ホーバスHCから求められていることにも言及した。
「『シュートはすごくいいと思うから、どんどん狙いなさい』、『迷わずに打て』ということをよく言われています。高校ではペイントタッチすることが自分の役割ですが、代表チームにおける自分のプレーは空いたらどんどん打っていくことです」
18歳の高校生が国内トップレベルの選手たちに混じるのは、簡単なことではないだろう。それでも、「大濠の先輩(※合宿参加メンバーでは牧隼利/大阪エヴェッサ、西田優大/シーホース三河、井上宗一郎/越谷アルファーズの3名)だけではなく、ほかの先輩方も優しく接してくれました。本当に感謝しています」と話した。
囲み取材後に発表されたモンゴル戦のロスター12名に渡邉の名前はなかったものの、24日には敵地でのグアム代表(同80位)戦が控える。指揮官は「(合宿に参加したメンバー全員を)使いたいけど、使えるかどうかはわからないです」と、選手起用について明言を避けたが、渡邉がFIBA公式戦のコートに立てば、2月のWindow1において18歳8カ月26日でデビューを飾った川島悠翔(シアトル大学)以来の最年少記録。「チャンスがあったら、思いきり3ポイントを打つこと。スタッツに残らなくても、チームをつなげるプレーをしたいと思います」と意気込んだ。
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