2024.11.21
6月2日、飯塚市総合体育館で「令和6年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)バスケットボール競技大会福岡県予選」の決勝戦が行われ、福岡大学附属大濠高校が71-61で福岡第一高校に勝利。ライバル対決を制した福大大濠が3年ぶりに同大会の頂点に立った。
インターハイ開催地枠も含め出場2枠に入ることが内定している名門同士の対決となった一戦。福大大濠は勝又絆、見竹怜、渡邉伶音、榎木璃旺、湧川裕斗の5名、福岡第一は宇田ザイオン、石井一輝、宮本聡、シー・ムサ、宮本耀をスターターに起用した。
第1クォーターは福大大濠の湧川裕斗が3ポイント2本を含む12得点とスコアを伸ばし、福大大濠6点リードの19-13で終了。続く第2クォーターは両チーム2分間スコアレスだったものの、追いかける福岡第一が八田滉仁の連続得点で反撃しクロスゲームに。4点差の37-33で前半を折り返した。
ハーフタイム明けの第3クォーターは、ディフェンスでプレッシャーをかけた福岡第一が流れをつかんだに思われたが、福大大濠も苦しい時間帯をフリースローでつなぎ、54-47と7点差に広げて最後の10分間へ。勝負の第4クォーターは福大大濠の湧川が長短のシュートを要所で沈め最大12得点差までリードを拡大。最終スコア71-61で福大大濠に軍配が上がった。
3年ぶりにインターハイ予選福岡大会を制した福大大濠は、チーム最多24得点を挙げたキャプテンの湧川をはじめ、渡邊と榎木も2桁得点を記録。一方、敗れた福岡第一はインサイドで存在感を示したシー・ムサと、ベンチスタートだった八田が2桁得点を挙げたが、好機でもう一押し足りなかった。
今年のインターハイは「ありがとうを強さに変えて 北部九州総体 2024」として開催。バスケットボール競技は8月4日から同9日にかけて、福岡市内の3開場で試合が実施される予定だ。
■試合結果
<インターハイ予選 福岡大会 男子決勝>
福大大濠 71-61 福岡第一
福大大濠|19|18|17|17|=71
福岡第一|13|20|15|13|=61
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