2024.06.02
5月20日から30日にかけ、今後の継続的かつ将来的な男子日本代表チームの強化を目的に開催されている第1次強化合宿(ディベロップメントキャンプ)。Bリーグで活躍中の若手選手のほか、NCAAに挑戦している大学生や国内の有望高校生が名を連ねている。
NBAのバスケットボール・ウィズアウト・ボーダーズ・グローバルキャンプに参加し、3月末にはU18男子日本代表の主力として「第30回アルバート・シュバイツァー・トーナメント」(ドイツ・マンハイム開催)に臨んだ瀬川琉久(東山高校)も本合宿に参戦。海外経験を積んだ有望株がメディア対応で合宿の印象などに触れた。
日本代表のイメージについて聞かれると「トム(・ホーバスヘッドコーチ)さんがしっかり教えているというか。細かいところまで皆さんに共有していますし、レベルが高い」と、瀬川は練習の熱感について言及。そのなかでも、「シュートやハンドリングの部分では手ごたえを感じています」と感触について述べている。
「相手のディフェンスのフィジカルは今まで体験したことがないような強さがあったので、そこは苦戦しました。そこはしっかり、帰ってからウェイトしたりバランスを整えたり、そういう部分をやっていったらいいと思います」
代表入りを熱望している瀬川にとって、キャンプへの参加は今後のキャリアを期待させる重要な出来事の1つ。「最年少ということもあって、エナジーを求められると思っているので、そこは声を出すように意識したりとか。求められていることを遂行しようと思っています」と、強い責任感をもってチームに貢献している。
パリオリンピックの4年後、ロサンゼルスオリンピックでの代表入りも視野に入れている瀬川。今後のA代表入りが期待されるガードは、果たしてどのような成長曲線を描くだろうか。
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