2021.11.11

熊本のLJ・ピークが福岡戦で驚異の52得点…同僚は「ファンの皆さんと同じ感覚で見ていた」

一人でチーム総得点の半分を稼いだLJ・ピーク[写真]=B.LEAGUE
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 11月10日、各地でB2リーグ第6節が行われ、熊本ヴォルターズライジングゼファー福岡に102-84で勝利した。

 開幕3連勝を収めるも、ケガ人続出の影響もあり3連敗を喫していた熊本。この試合では福岡に先手を奪われ、42−47とリードを許して前半を折り返す。5点のビハインドを背負って迎えた第3クォーターは、一進一退の攻防となるが、LJ・ピークの活躍で68-68と同点に追いつく。

 タイスコアで突入した最終クォーターは、ピークの独壇場に。3ポイントシュート6本を放ってすべて成功させ、このクォーターだけで20得点を奪取。追いすがる福岡を振り切り、本拠地で連敗をストップした。

 ピークはこの試合で3ポイント8本を成功させたほか、2ポイントシュートも効率良く沈め、フィールドゴール成功率は71.4パーセントをマーク。52得点を挙げ、たった一人でチームの総得点の半分を奪ってみせた。

 異次元の活躍でチームを勝利へ導いたピークのコメントを、クラブが公式HPで伝えている。自身のパフォーマンスについて「後半はアグレッシブに打ち続けて、決め切ることができたと思います」とコメントした一方で、「ガード陣がハードに守ってくれたことが非常に良かった。今夜はチームとしてのディフェンスが良かったです」と話し、ディフェンスが勝利の要因だったと分析した。

 そんなピークの活躍に対し、チームメートも驚きを隠せなかった。ベンジャミン・ローソンは、「ピーク選手がマジックのようなシュートを決めていた時は、僕自身スクリーンをセットしながらも、ファンの皆さんと同じ感覚で見ていました」と驚嘆した。

 ここまで1試合平均24.8得点を記録し、B2リーグで2位の平均得点を誇っているピーク。このまま調子を落とすことなく得点を決め続けられれば、悲願のB1昇格も遠くないはずだ。
 

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