発表の場はBリーグの舞台！キラキラのポンポンに負けない笑顔で！-キッズチアアカデミー アルファエンジェルSportivo 戸田校開校-

　ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ（Bリーグ）が立ち上がって5年が経過、今シーズンで早くも6年目を迎える。毎年成長を重ねるBリーグだが、国内最高峰の熱戦はもちろんのこと、試合の前後、ハーフタイムやタイムアウト中も含めて試合を盛り上げてくれるチアリーダーの存在なくして、その魅力は語れない。

　応援、歓喜などを意味する“CHEER”。公益財団法人日本チアリーディング協会のホームページに「チアリーディングを通じて、相手を思いやる気持ち、リーダーシップ、協調性、そして常にポジティブである精神力と健康な身体を兼ね備えた人材育成を終目的とし活動しています」との記載があるように、見た目の華やかさ、活発さに加えて、人を思いやる気持ちなどの内面的な部分も育むことを目的とするチアリーディング。このチアリーディングから派生し、世界的にはダンス、パフォーマンスチアと呼ばれているのが、チアダンスだ。

　“チアの精神”を尊重することはもちろん共通ではあるが、組体操のような技やアクロバットをするイメージのチアリーディングに対し、チアダンスは地上でダンスを演じるタイプというと、違いが分かりやすいだろうか。

　JリーグやBリーグの各クラブでは、それぞれのクラブのチアリーダーたちが、このチアダンスによりスタジアム、アリーナの華として会場全体を盛り上げ、選手、観客の一体化の重要な役割を担う一方で、を通した地域貢献やスポーツ振興を目的として、ホームタウンを中心にチアダンススクールを開設することも珍しくはない。

　越谷アルファーズ専属チアリーダーAlphaVenus（アルファヴィーナス）では、主催のキッズチアダンス教室『AlphaAngel（アルファエンジェル）』に、この度Sportivo（スポルティーヴォ）戸田校をオープンする。この新たな教室の講師を務めることとなったアルファヴィーナスのHazuki（はづき） さん、 Mika（みか）さん、そしてディレクターMinori（みのり）さんにチアの魅力について話をうかがった。

ひたすら学ぶ毎日と充実した日々

Mikaさん（左）、Minoriさん（中央）、Hazukiさん（右）にチアの魅力についてうかがった［写真］=兼子愼一郎

　Mika（みか）さんはチーム最年少。9歳のときにフジテレビ系列で放送された『ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー〜』を見て、チアの存在に気づき、プロ野球観戦にて本物のチアを見て「大きくなったら、チアになる！」と心に決めていたとか。念願叶って、アルファヴィーナスに所属できたときには「いやー。本当にうれしかったです！」と当時の喜びに思いを馳せると、続けて「今は、自分に足りないものを身に着けるために必死ですが、毎日が本当に幸せです」と充実した表情で語る。

“チアスピリッツ”を大事にしたい

アルファヴィーナスのディレクターを務めるMinoriさん［写真］=兼子愼一郎

　Minoriさんは、チアの魅力について「チームの勝利を身近に感じることができますし、会場、お客様を盛り上げること、盛り上がることで、チームの良い雰囲気を作ることで、勝利を分かち合うことは何にも代えがたいチアの醍醐味ですね」と笑う。

　キッズチアダンス教室アルファエンジェルに話が及ぶと、「ダンス技術を教えるのはもちろんなのですが、元気に挨拶する、相手を思いやる気持ちを持つなどのチアスピリットを身に着けてほしいですね」と熱を帯びて語る。人を応援する気持ち、人を勇気づけることなどのチアのベースとなる精神、“チアスピリッツ”。この内面的な部分こそ、チアダンスにおいて最も重要な要素であるとMinoriさんは語る。

成果の発表はBリーグの試合で

キッズチアアカデミーアルファエンジェルではHazukiさんたち現役チアリーダーの指導が受けられる［写真］=兼子愼一郎

　キッズチアアカデミーアルファエンジェルで練習した成果の発表は、実際に試合が行わる越谷アルファーズの公式戦になることもあるという。素晴らしいチアスピリッツを身に着けるとともに、プロも共演する大舞台で成果を発表できるとは、子の成長を願う親にとって、とても素晴らしい環境だと言えるだろう。

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