佐賀が延長戦で長崎を下しB2年間優勝に王手…フィーラー、西川がともに23得点の活躍／B2プレーオフ

西川とともに23得点を挙げたフィーラー[写真]＝B.LEAGUE

バスケットボールキング編集部

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佐賀バルーナーズ

2023.05.20 15:00 T.O.
試合終了
SAGAアリーナ

長崎ヴェルカ

　5月20日、SAGAアリーナで「日本生命 B.LEAGUE B2 PLAYOFFS 2022－23」ファイナルが開催され、佐賀バルーナーズが長崎ヴェルカとの第1戦に臨んだ。

　佐賀は西川貴之の3ポイントシュートから得点をスタート。角田太輝やミカイル・マッキントッシュが得点でチームを引っ張り、18－22と4点ビハインドで最初の10分間を終える。第2クォーターでは2ケタ点差をつけられる時間もあったが、レイナルド・ガルシアが速攻を見せると、終盤には西川の“3点プレー”が炸裂。36－40と再び4点差に戻し、試合を折り返した。

　続く第3クォーター、佐賀はチェイス・フィーラーがブロックや3ポイントシュートで存在感を発揮すると、終盤には西川や井上も長距離砲を炸裂。63－54と9点リードで第4クォーターを迎えたが、最後の10分間は思うように得点が伸びず、中盤には同点に追いつかれる。残り1分は互いにオフェンスを成功することができず、73－73で試合は延長戦に突入する。

　オーバータイムでは佐賀が再び息を吹き返し、角田やガルシア、西川と続けて3ポイントシュートを成功。残り1分からはフィーラーがジャンパーを2本沈めて長崎の逆転を許さず、最後はフリースローを決め切ってゲームセット。最終スコア88－80で佐賀が1勝を先取した。

　B2リーグ年間優勝まであと1勝の佐賀は、フィーラーが23得点12リバウンド6アシスト、西川が23得点6アシスト、角田が16得点6リバウンド3アシストをマーク。惜しくも延長戦で敗れた長崎は、マット・ボンズが24得点17リバウンド、狩俣昌也が20得点6アシストを記録している。

■試合結果
佐賀バルーナーズ 88－80 長崎ヴェルカ（@SAGAアリーナ）
佐賀｜18｜18｜27｜10｜15｜＝88
長崎｜22｜18｜14｜19｜7｜＝80

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