2019.04.17

2019年の男子注目選手(4)仲宗根弘(中部大第一)「チーム浮沈のカギを握るキーマン」

仲宗根はチームリーダーとしての成長に期待がかかる[写真]=田島早苗
取材歴15年目でミニバス、中学、高校、大学、トップリーグに日本代表と様々なカテゴリーをカバー。現場の“熱”を伝えるべく活動中。

4月から新学期がスタートし、高校バスケ界では各チームにルーキーたちが加入。昨年の1、2年生も学年が1つ上がり、ここから本格的なチームづくりを図っていく。今回、バスケットボールキングでは2019年に注目すべき選手を独自にピックアップした。

■男子注目選手(4)仲宗根弘(3年/中部大学第一高校/愛知県)

 昨年は、インターハイとウインターカップで準優勝という輝かしい成績を残した中部大学第一高校(愛知県)。そのチームにおいて、シックススマンとして試合経験を積んだのが仲宗根弘だ。身体能力が高く、力強いドライブなどで得点を奪うなど、攻撃力は抜群。新チームでは昨年の経験も活かし、リーダーとしての期待がかかる存在だ。

 しかし、2月の「第32回東海高等学校新人大会」では、決勝で藤枝明誠高校(静岡県)に敗れて準優勝。「自分たちの悪いところを大会までに修正しきれなくて、それでも良い部分を出そうとみんなで話をしたのですが、やっぱり大事な場面で悪いところが続いてしまいました。今まで先輩たちが積みあげてきた栄光を僕らで崩してしまった……」と、仲宗根は肩を落とした。

 また、自身については、「焦ってくると自分で何とかしようと思いこみ過ぎてしまい、1人でやってしまうところがあります。そうするとそこでミスも生まれて相手に隙も与えてしまうので、仲間を信じてプレーしたいです」と反省の弁。東海新人大会では4連覇こそならなかったものの、仲宗根に加えて昨年からスターターの深田怜音、バトゥマニ・クリバリらが残り、攻撃力は高いチーム。そのメンバーたちどこまで引っ張っていけるか。リーダーとしての仲宗根の成長がチーム浮沈のカギを握りそうだ。

写真・文=田島早苗

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