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5月6日、シャンソン化粧品シャンソンVマジックが、藤岡麻菜美の加入を発表した。
藤岡は、筑波大学を経て2016-17シーズンにJX-ENEOSサンフラワーズ(現ENEOS)に入団。日本代表でもアジアカップ優勝などに貢献したポイントガードだが、2019-20シーズンをもって現役を引退していた。
しかし今回、シャンソン化粧品にて現役を復帰。また、引退後には母校である千葉英和高校のアシスタントコーチを務めていたが、選手復帰後もアシスタントコーチは兼任するという。
今回の入団に関し、藤岡はシャンソン化粧品の公式ホームページにて以下のようにコメントしている。
自己紹介
シャンソンVマジックのファンのみなさま、はじめまして。藤岡麻菜美です。昨年までJX-ENEOS(現ENEOS)のガードとしてプレーしていました。現在は母校である千葉英和高校で女子バスケットボール部のアシスタントコーチをしています。今回、デュアルキャリアということで、再びプレーヤーとしてコートに立たせていただくことになりました。
デュアルキャリアでの挑戦について
シャンソンでは以前、相澤さんが選手とコーチを兼任されていましたが、私の場合は選手とコーチの立場でそれぞれカテゴリーが違ってきます。そういった意味でも初めての挑戦だと思うので頑張りたいです。選手としてプレーする時期、コーチとして指導する時期について明確には決めず、臨機応変にやっていけたらと思っています。指導している高校が全国大会に出場するかどうかなどでも色々と変わってくると思うので、その辺りはチームにもサポートしていただきながら二足の草鞋を履いていきたいと思います。
シャンソンのイメージ
ヘッドコーチが変わる毎にチームのスタイルも変わっているとは思いますが、近年のイメージとしては、”とても若いチーム”。ポテンシャルを秘めているチームだと思っています。昨年まで対戦相手として対峙していて、「これから成長するな、怖いな」という感じの存在でした。将来性のある若手選手がたくさんいるので、本当にこれからだなと感じています。
シャンソン加入の決め手
バスケットボールにコーチとして携わるようになってから、「やっぱりバスケットって素晴らしいスポーツだな」と改めて思うようになりました。そういった中で再度オファーをいただいて、「シャンソンのような若いチームに自分の経験してきたことを還元できれば、より良いチームをつくれるのではないか」という思いがあって今回の決断をしました。李ヘッドコーチは私と同じガード経験者ですし、自分のまだ知らないバスケットを学びたいという気持ちも強くてシャンソンに決めました。あとは、デュアルキャリアを後押ししてくれて、「一緒に頑張りましょう」と言ってくださった点も決め手になりました。
シャンソンでの目標
私としては、若手が多いチームの良さを崩さずに、さらにその良さを引き立たせられるようにサポートしていきたいと思っています。具体的にはメインのポイントガード、そしてキャプテンも担っている小池選手をバックアップするようなイメージで、チームを支えていきたいと考えています。
ファンのみなさまへ
以前とチームは変わりましたが、再びバスケットボールプレーヤーとして活躍できる機会をいただきました。今回は選手としてだけではなく、コーチとしての活動もしながらなので、二足の草鞋を履いていくということになります。こうした姿を色々な人に見ていただいて、「復活したと聞いて、私も頑張ろうと思いました」と思ってもらえたら嬉しいです。多くの人に勇気や良い影響を与えられるようにプレー面でも精一杯頑張っていきますので、みなさま温かく見守っていただけたら嬉しいです。