2023.07.30

インターハイ女子決勝で京都精華学園が桜花学園を撃破…終始リードを奪って2連覇達成

桜花学園を破り、2連覇を果たした京都精華学園[写真]=伊藤大允
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 7月30日、「令和5年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ)」の女子決勝が北海道札幌市の北海きたえーるで行われ、京都精華学園高校(京都府)が桜花学園高校(愛知県)と対戦した。

 この試合、最初に得点を挙げたのは京都精華のディマロ ジェシカ。さらに、確率良く3ポイントシュートが決まると、堀内桜花の華麗なパスからディマロのバスケットカウントも決まり、13-2とリードを奪う。一方、桜花学園は黒川心音と田中こころの連続3ポイントで反撃を開始。その後は互いに長距離砲を決め合う展開になり、25-18と京都精華のリードで第1クォーターを終えた。

 続く第2クォーター、京都精華はディフェンスから試合の流れを引き寄せる。さらに、八木悠香やディマロを中心とした積極的なアタックからリードを拡大。この10分間で桜花学園をわずか6得点に抑え込むと、40-24で試合を折り返した。

桜花学園をけん引した田中こころ[写真]=伊藤大允

 迎えた第3クォーター、桜花学園の深津唯生、福王伶奈、田中に序盤から得点を許すが、京都精華も譲らず得点の奪い合いに。京都精華は堀内、八木、ディマロ、対する桜花学園は田中、黒川、福王を中心に互角の戦いを見せる。両チームが22得点を挙げ、62-46と点差そのままで最終クォーターへ突入。

 勝負の第4クォーター、開始2分で桜花学園に激しいディフェンスから13点差まで詰められ、京都精華がこの試合初のタイムアウトを要求。中盤、桜花学園の黒川に3ポイントを決められるが、京都精華は直後からユサフ ボランレと堀内が得点を重ね、再び点差を広げる。最後まで攻撃の手を緩めない京都精華は88-65でインターハイ2連覇を達成した。

インサイドで圧倒的な存在感を発揮したディマロ ジェシカ[写真]=伊藤大允

 2連覇を達成した京都精華学園はディマロが20得点18リバウンド2ブロック、八木が20得点6リバウンド3スティール3ブロック、堀内が18得点6リバウンド6アシスト3スティール2ブロック、桃井優が12得点をマークした。

 一方の桜花学園は田中が25得点2ブロック、黒川が15得点4アシスト2スティール、福王が11得点5リバウンドを挙げるも、2年ぶりの日本一には一歩届かなかった。

■ インターハイ2023・女子決勝
<北海きたえーる>
桜花学園 65-88 京都精華学園
桜花学園|18|6|22|19|=65
京都精華|25|15|22|26|=88

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