2023.07.29

男子決勝は東山と日本航空の顔合わせ…開志国際に続き前回Vの福岡第一も敗退/インターハイ2023

東山が王者を破り日本航空の待つ決勝進出[写真]=伊藤大允
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 7月29日、「令和5年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ)」の男子準決勝が北海道札幌市の北海きたえーるで行われ、第2試合は東山高校(京都)が前回王者の福岡第一高校(福岡)を下し、7年ぶり2度目となる決勝進出を決めた。

 試合序盤は福岡第一が厳しいプレッシャーをかけていたものの、東山が佐藤友、佐藤凪の3点プレーなどで21-16とリードして第1クォーター終了。第2クォーターも東山優勢は変わらず、南川陸斗、伊計叶貴といったベンチメンバーも3ポイントを決め、前半残り1分半で最大16点差までリードを拡げた。

 49-37で突入した第3クォーターは、立ち上がりから福岡第一が反撃ムードを作ったが、東山も佐藤凪、瀬川琉久が流れを断ち切るように加点し、気づけば東山ペースで突き放す展開。23点差で迎えた勝負の第4クォーターは福岡第一の追い上げ及ばず、最終スコア93-75で東山が決勝戦に駒を進めた。

 個人スタッツでは、東山の瀬川がこの試合最多となる28得点をマークし、佐藤友が23得点15リバウンドのダブルダブル、佐藤凪も19得点と躍動。敗れた福岡第一は崎濱秀斗が4本の3ポイントを含む27得点をマークした。

 昨年のインターハイ王者・福岡第一と、ウインターカップ王者の開志国際高校(新潟)は準決勝で敗れ、決勝戦はいずれも夏冬での全国優勝経験がない東山と日本航空高校(山梨)の顔合わせ。女子の決勝は2年ぶりの優勝を目指す桜花学園高校(愛知)と、連覇を目指す京都精華学園高校(京都)の組み合わせとなった。

 大詰めを迎えたインターハイは、30日10時から女子、同11時50分から男子の決勝が行われる。

 準決勝の結果一覧は以下の通り。

インターハイ2023・女子準決勝

<北海きたえーる 第1試合>
大阪薫英|15|14|16|14|=59
桜花学園|15|19|20|20|=74

<北海きたえーる 第2試合>
京都精華 |28|24|30|25|=107
札幌山の手|25|16|20|27|=88

インターハイ2023・男子準決勝

<北海きたえーる 第3試合>
開志国際|21|22|19|14|=76
日本航空|23|26|12|27|=88

<北海きたえーる 第4試合>
東山  |21|28|21|23|=93 
福岡第一|16|21|10|28|=75

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