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連覇目指す京都精華が決勝進出［写真］＝伊藤大允
7月29日、「令和5年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会（インターハイ）」の女子準決勝が北海道札幌市の北海きたえーるで行われ、第2試合は京都精華学園高校（京都）が札幌山の手高校（北海道）を下し、初優勝した昨年に続き2大会連続で決勝進出を決めた。
試合立ち上がりからハイペースな点の取り合いとなった一戦は、果敢に3ポイントを狙う札幌山の手に対して、京都精華がインサイドを中心に着々と得点を重ねる展開。第1クォーターは28－25で京都精華がリードしたものの、立て続けに7本の長距離砲を沈めた札幌山の手に地元ファンからは大きな拍手が送られた。
しかし、第2クォーター以降は、京都精華がディマロ ジェシカや八木悠香を中心とした試合運びで徐々にリードを拡大。82－61の21点差で突入した第4クォーター残り2分で京都精華は100得点の大台に到達し、最終スコア107－88で試合を締めくくった。
個人スタッツでは京都精華のディマロ ジェシカが両チーム最多の33得点18リバウンドをマーク。札幌山の手は9本の3ポイントを含む30得点を挙げた巻朋花をはじめ、チーム全体で21本（成功率40パーセント）の3ポイントを記録した。
決勝は大阪薫英女学院高校（大阪）を下した桜花学園高校（愛知）と京都精華の顔合わせ。連覇がかかる京都精華か、2年ぶりの王座奪還を目指す桜花学園か。夏の女王を決める頂上決戦は30日10時から北海きたえーるで行われる。
■ インターハイ2023・女子準決勝
＜北海きたえーる 第2試合＞
京都精華 － 札幌山の手
京都精華 ｜28｜24｜30｜25|＝107
札幌山の手｜25｜16｜20｜27|＝88
