Bリーグ公認応援番組
『B MY HERO!』
2年ぶりの優勝を目指す桜花学園が王手[写真]=伊藤大允
7月29日、「令和5年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ)」の女子準決勝が北海道札幌市の北海きたえーるで行われ、第1試合は桜花学園高校(愛知)が大阪薫英女学院高校(大阪)を下し、優勝した2021年以来2大会ぶりの決勝進出を決めた。
第1クォーターは互いに締まったディフェンスで睨み合うような展開となり15-15。第2クォーターは桜花学園が東小姫らベンチメンバーの奮闘が光り、34-29と一歩リードして折り返した。
ハーフタイム明けの第3クォーターは、大阪薫英がアグレッシブなディフェンスから流れを掴んだと思われたものの、桜花学園が田中こころの3ポイントなど多彩な攻撃パターンで上回り54-45とリード拡大。勝負の第4クォーターは主導権を握る桜花学園が反撃を振り切り、74-59で勝利した。
4大会連続でベスト4まで勝ち上がってきた大阪薫英は、エースの島袋椛がこの試合最多となる24得点を挙げたが、またしても頂点に届かず。桜花学園は田中、東、深津唯生、黒川心音、白石弥桜の5選手が2ケタ得点を挙げるなど、随所に選手層の厚さを感じさせる試合運びだった。
女子決勝は30日10時開始から。2年ぶりの優勝を目指す桜花学園と、京都精華学園(京都)対札幌山の手(北海道)の勝者が対戦する。
■ インターハイ2023・女子準決勝
<北海きたえーる 第1試合>
大阪薫英 - 桜花学園
大阪薫英|15|14|16|14|=59
桜花学園|15|19|20|20|=74