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日本航空のジェラマイアはトリプルダブルの大暴れ［写真］＝伊藤大允
7月29日、「令和5年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会（インターハイ）」の男子準決勝が北海道札幌市の北海きたえーるで行われ、第1試合は日本航空高校（山梨）が第1シードの開志国際高校（新潟）を下し、同校史上初の決勝進出を決めた。
第1クォーターは両チーム譲らず一進一退の攻防のなか、日本航空が大道一歩のブザービーターで23－21とリードして終えると、第2クォーターもディフェンスから流れを掴んだ日本航空が途中出場の中西哲太の3ポイントなどで加速し、49－44とリードして前半終了。
第3クォーター立ち上がりは一転、開志国際のペースで試合が進み一時逆転したものの、日本航空はオルワペルミ ジェラマイアが好守を連発し、苦しい時間帯を切り抜け再逆転。快進撃を続けてきた関東王者・日本航空が最終スコア88－76で競り勝った。
個人スタッツでは、ジェラマイアが21得点29リバウンド12アシスト6ブロックでトリプルダブルを記録したほか、青木王哉、福岡恭輔、大道、中西と、日本航空の合計5選手が2ケタ得点をマーク。山梨県勢初となるベスト4進出の勢いそのままに決勝へと駒を進めた。
新チームになってからここまで無敗だった開志国際は、ネブフィ ケルビン シェミリーがこの試合最多となる28得点、平良宗龍も25得点を挙げたが、最後は突き放される形で敗戦。夏冬3季連続での決勝進出を目前に悔しい初黒星となった。
■ インターハイ2023・男子準決勝
＜北海きたえーる 第1試合＞
開志国際 － 日本航空
開志国際｜21｜22｜19｜14｜＝76
日本航空｜23｜26｜12｜27｜＝88
