2023.08.04

中川聴乃氏がバスケ教室開催…「練習の大切さ、目標を持つことの大切さ」を指導

中川氏のバスケ教室に参加した板橋区の小学生たち
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 7月30日、小豆沢体育館(東京都板橋区)において、中川聴乃氏によるバスケットボール教室が開催された。このイベントは板橋区の本社を構えるスナック菓子メーカーの株式会社湖池が主催するもので、日本を代表するアスリートと子どもたちをつなぐ機会を作り、子どもたちの未来を応援することで地元・板橋区に貢献したいとの想いからスタート。当日はWリーグの東京羽田ヴィッキーズが全面協力、ヴィッキーズアカデミーの大窪燿平、田代桐花コーチがサポート役を務めた。

「注力するSDGs活動の一環として、コロナ禍により、人と触れ合える機会が減少し、スポーツなどの活動も制限されていた子どもたちに、学校とも家庭とも違う外の世界に触れてもらい、頭で考えるだけでなく、体で感じる機会を作りたいとの思いから、昨年に引き続き、バスケットボール教室を実施するに至りました」と、湖池屋はこのイベントの開催理由をコメントしている。

子どもたちの間を縫って中川氏が指導にあたった [写真]=バスケットボールキング


 当日は、厳しい暑さが続く中、小学校3先生から6年生の子どもたちが参加。バスケットボール経験者だけでなく、初めてバスケに挑戦する子どもたちもいる中、ウォーミングアップののち、ボールを使った鬼ごっこなどのメニューで教室はスタート。基本的なバスケの動きを遊びながらマスターしていくメニューが組まれ、パス、シュート練習を行った後、ゲームやシュートコンテストでは、子どもたちの歓声でコートに響いた。

中川氏の声がけに子どもたちも反応 [写真]=バスケットボールキング


 中川氏は2面で行われたコートを常に動いて子どもたちにアドバイスを贈った。また、練習の合間には「今日はできないことでもトライする子たちが集まってくれました。これは素晴らしいこと」と声をかけ、積極的な姿勢に満足げな表情を見せていた。

 また、練習の大切さ、目標を持つことの大切さを説いた中川氏の言葉に子どもたちも反応。短い時間ではあったが、子どもたちにとって夏休みのこの思い出はずっと心に刻まれることだろう。

子どもたちとの試合ではシュートも披露した [写真]=バスケットボールキング