2025.12.26
12月26日、東京体育館にて「SoftBank ウインターカップ2025 令和7年度 第78回全国高等学校バスケットボール選手権大会」の女子準々決勝が行われ、桜花学園高校(愛知県)が東海大学付属福岡高校(福岡県)を61-55で下した。
2022年のウインターカップ3回戦で対戦した両者。それまでウインターカップ3連覇の女王・桜花学園は最終クォーター残り3.3秒での東海大福岡の”4点プレー”により無念の逆転負けを喫していた。それ以来となる冬の舞台での対戦は今回も最終クォーター終盤まで行方のわからない大接戦となった。
試合序盤、先制点も沈め桜花学園の得点をリードしていたイシボディバインが負傷離脱のアクシデントに見舞われる。手薄となった桜花学園のインサイドをニエカディジャファールに攻め込まれるも、第2クォーター終盤には竹内みや、勝部璃子の連続3ポイントで7点リードで前半を終える。
後半、東海大福岡の追い上げにあい、最終クォーターにはクロスゲームに突入。しかし、2年生エースの勝部がクラッチショットを沈めるなど勝負強さが光り、リードを死守。最後はフリースローで突き放し、最終スコア61-55で雪辱を果たした。
勝利した桜花学園は、勝部が14得点5リバウンド3アシスト、竹内が13得点3アシスト、ベンチスタートの水林夢翔は13得点4リバウンドでイシボを欠いたインサイドで体を張った。わずか3分48秒の出場に留まったイシボも8得点をマークしている。一方で敗れた東海大福岡は、カディジャファールが18得点17リバウンドのダブルダブル、浜口ゆずも15得点5リバウンドを挙げたが、あと一歩及ばなかった。
2021年以来のメインコートに立つ桜花学園は、明日27日9時30分から東京体育館で行われる準決勝にて、一関学院高校(岩手県)を破った八雲学園高校(東京都)と対戦する。
■試合結果
桜花学園 61-55 東海大学付属福岡
桜花学園|19|17|11|14|=61
東海福岡|21| 8|12|14|=55
2025.12.26
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