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夏の王者・鳥取城北が残り9.8秒の逆転3Pでウインターカップ準々決勝進出…アズカは22得点22リバウンド

ダブルダブルを達成したアズカ[写真]=SoftBank ウインターカップ2025
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 12月26日、東京体育館にて「SoftBank ウインターカップ2025 令和7年度 第78回全国高等学校バスケットボール選手権大会」の男子3回戦が行われ、鳥取城北高校(鳥取県)と九州学院高校(熊本県)が激突。試合終了のブザーが鳴るまで勝敗の行方が分からない大激戦の末、鳥取城北が77-76で九州学院を振り切り準々決勝進出を決めた。

第1クォーター、九州学院の強度の高いディフェンスの前にターンオーバー4本と得点を伸ばせずに主導権を握られる。続く第2クォーターでも一時14点差をつけられるが、キャプテンの新美鯉星が奮闘を見せ、最後には福元源士が長距離砲をお見舞いし4点リードで試合を折り返す。

 第3クォーターで再びリードを奪い返され、迎えた最終クォーターには激しいシーソーゲームに。残り21秒1点ビハインドの場面でフリースローを与え、2点差で迎えたラストポゼッション。ここまで無得点だった大田翔平が冷静にブロックをかわし放った3ポイントがリングを捉え、これが決勝打となり勝利を収めた。

 勝利した鳥取城北は、アズカが22得点22リバウンドのダブルダブルを記録。新美も21得点7リバウンド、福元と豊村豪仁がそれぞれ13得点を挙げるなど、昨年決勝の舞台を経験したメンバーが底力を見せた。

 一方、惜敗した九州学院は、山口が20得点4アシスト、井上が17得点、上村が14得点、船木逢悟が12得点をマーク。残り1分で沈めた船木の3ポイントは決勝打とはならなかった。

 ベスト8進出を果たした鳥取城北は、明日27日12時50分から東京体育館で行われる準々決勝で福島東稜高校(福島県)と北陸学院(石川県)の勝者と対戦する。

■試合結果
鳥取城北 77-76 九州学院
鳥取城北|14|26|15|22|=77
九州学院|22|14|22|18|=76

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