2022.03.30

堅守速攻を最後まで貫き、名古屋ダイヤモンドドルフィンズU15が大会2連覇を達成

大会2連覇を達成して喜びを爆発させる名古屋ダイヤモンドドルフィンズU15の選手たち [写真]=B.LEAGUE
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 3月27日に東京体育館で開幕した「B.LEAGUE U15 CHAMPIONSHIP 2022」は、同30日に最終日を迎え、準決勝2試合、3位決定戦、決勝戦が行われた。決勝に勝ち上がったのは2連覇を狙う名古屋ダイヤモンドドルフィンズU15と、初の決勝進出を果たしたライジングゼファー福岡U15。

 ティップオフ直後はサイズに優る名古屋D U15にリバウンドでアドバンテージをつかみ、ペースをつかんでいく。守っても福岡U15のエース、内藤英俊の得点を抑え、11−7として最初の8分間を終了した。

 第2クォーターに入ると、互いにプレーの強度を高めて激しい攻防を見せる。その中、福岡U15の内藤に3ポイントシュート、さらに山口銀之丞と永善元希にドライブからレイアップシュートを決められ、19−20と逆転を許す。このクォーターを10−21とされ、前半を21−28で折り返した。

 後半、名古屋D U15は黒崎恵介のレイアップ、二宮有志のリバウンドシュートで反撃開始。それでも要所で福岡U15の内藤にシュートを決められるが、終了間際に天木悠月がシュートを決めて、35−35と追いついた。

 最終クォーター、名古屋D U15の勢いがさらに増す。峯田倖成が3ポイントを決めて42−37とすると、福岡U15ベンチはたまらずタイムアウトを請求。しかし、今西優斗、峯田のレイアップでリードを広げる。結局、最後まで武器である堅守速攻を貫いた名古屋D U15が59−42で勝利、見事大会2連覇を達成した。

大会MVPに選ばれた今西優斗(名古屋D U15) [写真]=B.LEAGUE


■最終順位
優勝:名古屋ダイヤモンドドルフィンズU15
2位:ライジングゼファー福岡U15
3位:福島ファイヤーボンズU15
4位:横浜ビー・コルセアーズU15

■B.LEAGUE U15 CHAMPIONSHIP 2022 MVP
今西優斗(名古屋D U15)

■B.LEAGUE U15 CHAMPIONSHIP 2022 MIP
永善元希(福岡U15)

■B.LEAGUE U15 CHAMPIONSHIP 2022 BEST5
若野瑛太(名古屋D U15)
今西優斗(名古屋D U15)
内藤英俊(福岡U15)
高野拓泉(福島U15)
中田直斗(横浜U15)