2022.03.26

名古屋Dが川崎の猛追振り切り勝利…エサトンが14得点17リバウンドと攻防で活躍

14得点17リバウンドをマークし、攻防でチームを支えたエサトン(中央)[写真]=B.LEAGUE
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 3月26日、B1リーグ第27節が各地で行われ、名古屋ダイヤモンドドルフィンズはアウェーで川崎ブレイブサンダースと対戦した。

 この試合では、立ち上がりは互角の展開となっていたものの、第1クォーター残り5分を切ったところでスコット・エサトン伊藤達哉の得点で名古屋Dが抜け出すことに成功。残り2秒の場面でもエサトンのレイアップが決まり、23-18とリードして最初の10分を終えた。

 5点リードで迎えた第2クォーターでは、藤井祐眞マット・ジャニングの攻撃に苦しむが、狩野祐介の3ポイントシュートなどで加点し、リードを広げていく。前半終了間際には川崎に立て続けにスコアされたが、優位は譲らず46-39でハーフタイムへ。

 第3クォーターではレイ・パークスジュニアやクラークが3ポイントシュートを決めるも、川崎のジャニングにすぐさまやり返され、互角の展開に。そこからは何度もリードが入れ替わる接戦となるが、第3クォーター終了間際に抜け出され、66-69で最後の10分へ。

 第4クォーターでは、開始直後のコティ・クラークの3ポイントシュートで試合を振り出しに。この得点がチームを勢いづけ、中盤にはパークスジュニア、齋藤拓実がスコアしてリードを獲得。その後、名古屋Dはそのまま川崎に逆転を許すことなく試合を運び、87-84で迎えた最終局面では齋藤が落ち着いてシュートを沈めて勝負あり。89-84で名古屋Dが逃げ切り勝利した。

 名古屋Dはクラークが16得点、パークスジュニアが15得点、エサトンが14得点をそれぞれ記録。そのほか、3選手が2ケタ得点を挙げ、強豪・川崎撃破に貢献した。対する川崎はジャニングが21得点、藤井が20得点を挙げた。また、ニック・ファジーカスが16得点10リバウンドをマークしたが、名古屋Dにあと一歩及ばなかった。
 
■試合結果
川崎ブレイブサンダース 84-89 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(@とどろきアリーナ)
川  崎|18|21|30|15|=84
名古屋D|23|23|20|23|=89

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