2022.03.26

大阪が富山との激戦制し1点差勝利…ニュービルがクラッチスリー含む33得点

終盤の逆転弾を含む33得点を挙げ、勝利に貢献したニュービル(左)[写真]=B.LEAGUE
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 3月26日、各地でB1リーグ第27節が行われ、大阪エヴェッサはホームに富山グラウジーズを迎えた。

 この試合では、ティップオフから富山の積極的な攻撃に手を焼き、2-10のランを出されてしまう。後手に周り、苦しい展開となった大阪だが、ここで踏みとどまり、逆に連続得点で一気に追い上げることに。第1クォーター残り1秒には中村浩陸の3ポイントシュートが決まり、22-20と優位に立って最初の10分を終えた。

 第2クォーターでは、第1クォーターの勢いのままに攻め立て、青木龍史木下誠の得点でリードを拡大。さらに、カイル・ハントやディージェイ・ニュービルも加勢し、富山を突き放すことに成功。51-36と15点差で試合を折り返した。

 第3クォーターでは、富山のブライス・ジョンソンのインサイドアタックを止められず、点差を縮められてしまう。それでも、ニュービルやハントが要所でシュートを沈め、優位は譲らない。しかし、残り25秒にはジョンソンのシュートで7点差とされ、富山ペースのまま最終クォーターへ突入。

 71-64で始まった最終クォーターだが、水戸健史に追い上げを許すと、残り6分54秒には晴山ケビンに速攻を出され、ついに逆転されてしまう。その後、試合終盤には富山に連続得点を許し、6点ビハインドを背負うこととなるが、ニュービルが個人技で2点差まで詰め寄り、残り4秒には逆転弾となる3ポイントシュートをヒット。そのまま時計は進み、89-88で大阪が激戦に終止符を打った。

 大阪はニュービルが33得点9アシストとエースらしい活躍。さらにハントが17得点9リバウンド、木下が10得点と、逆転勝利に貢献した。対する富山はジョシュア・スミスが19得点10リバウンド、ジョンソンが18得点12リバウンドとインサイドコンビが躍動したものの、勝利にあと一歩及ばなかった。

■試合結果
大阪エヴェッサ 89-88 富山グラウジーズ(@おおきにアリーナ舞洲)
大阪|22|29|20|18|=89
富山|20|16|28|24|=88

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