2017.07.08
7月5日に行われたFIBA U19バスケットボールワールドカップ2017の16ラウンドで、男子U19日本代表チームがイタリア代表に55-57で惜敗。試合終了残り1秒に決勝弾を許し、接戦を落とす結果となった。
日本代表を指揮するトーステン・ロイブルヘッドコーチは試合後、「敗者ではなかったと思う。こうべを垂れる必要はない」と自軍の健闘を称賛。「2点足りなかったのは痛い。がっかりではなく、イライラしている」と心情を吐露し、「バスケットボールの神様が存在するなら、こちらにはいなかった。勝つための運がなかった」とコメントした。
「ロッカールームに日の丸を掲げて、『日本を代表して戦おう』と臨んだ」と述べたロイブルHC。「コンセプトを守って、ゲームプランを遂行してくれた」とチームを称え、勝敗が決した最後の場面については、「相手に打たせたのは簡単なシュートではなかった。ファウルはできなかったし、全部スイッチして、手を挙げるように指示をした。それでも得点を決められたら、どうしようもない」と述べた。

エースの八村塁(ゴンザガ大学1年)は終盤に2連続で3ポイントシュートを沈める猛攻を見せただけでなく、22得点14リバウンドと試合をとおして実力を発揮。指揮官は、大学で主にスモールフォワードを務める八村を称賛し、期待を寄せた。
「塁は遅れて(合宿に)参加し、スペーシングの問題に対応するのが難しかったかもしれない。チームに合流した時はアウトサイドでのプレーが多かったが、インサイドを確立するという役割はずっと守ってくれて、両方のバランスを取ってくれた。彼はいろんなポジションをやっているが、ダーク・ノビツキー(ダラス・マーベリックス)のように、インサイドとアウトサイドを両方できるようになってほしい」
ベスト8進出を逃した日本だが、ロイブルHCは「スペイン、イタリアともにクラッチタイムでやられてしまったが、ギリギリの勝負ができた。もし、1年前に東京でこのような話をしていたら、馬鹿げていると言われていただろう」と、チームが成し遂げたことを誇った。加えて、「イタリアを57点に抑えたので、素晴らしいディフェンスができたと言える。日本がトップのチームと戦う時は、ロースコアに持ちこむことが重要である」と、今後に目を向けた。
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