2017.08.08

アジア杯に臨む男子代表、ラマス新体制がどれだけ浸透しているかがカギ

男子代表の新指揮官に就任したフリオ・ラマスヘッドコーチ[写真]=小沼克年
バスケ情報専門サイト

FIBA ASIAカップ2017」が8月8日、レバノン・ベイルートで開催される。フリオ・ラマスヘッドコーチがFIBA公式戦で初采配をとる今大会は、以前はFIBAアジア選手権と呼ばれ、アジアNo.1を決めていた。また、FIBAワールドカップとオリンピックのアジア予選を兼ねており、各チームが威信をかけて大会に臨んできた。

しかし、FIBAのフォーマット変更により、特にFIBAワールドカップは各大陸(アフリカ、アメリカ、アジア、ヨーロッパ)ごとに予選を行い、ここを勝ち抜いた上位チームが本大会に出場するシステムはそのままだが、基本的に1つの国に集合し、約1週間の開催期間で行われていた各大陸予選が、ホーム&アウェー方式に変更された。それだけにFIBA ASIAカップの位置づけも変わったわけだが、2020年東京オリンピック出場を目指す男子代表にとって、アジアの中でどのようなポジションにいるか、さらにはラマス新体制がどれだけ浸透しているかを確認するためにも、気が抜けない大会であることに違いない。

加えて、オーストラリアとニュージーランドというオセアニアに属していたチームがアジア枠に入ることになったことも大きな変更点だ。ともにNBA選手を輩出するなど、世界的に実力を認められているチーム。早速日本は同日に行われる予選の第1戦でオーストラリアと対戦することになっており、どのような戦いぶりを見せるかも注目が集まるところだ。

■「AKATSUKI FIVE」男子日本代表チーム 日本代表選手メンバー
ヘッドコーチ フリオ・ラマス (JBA)
橋本竜馬シーホース三河
富樫勇樹千葉ジェッツふなばし)
比江島慎シーホース三河
篠山竜青川崎ブレイブサンダース
太田敦也三遠ネオフェニックス
竹内公輔(栃木ブレックス)
馬場雄大アルバルク東京/筑波大学4年)
田中大貴アルバルク東京
古川孝敏琉球ゴールデンキングス
小野龍猛千葉ジェッツふなばし)
アイラ・ブラウン琉球ゴールデンキングス
張本天傑名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
———————————————————-
FIBA ASIAカップ2017 大会情報
【開催期間】2017年8月8日から8月20日
【開催地】レバノン・ベイルート
【会 場】Nouhad Nawfal Sports Complex
【出場国】全16チーム
[グループA]イラン、ヨルダン、シリア、インド
[グループB]イラク、中国、フィリピン、カタール
[グループC]カザフスタン、レバノン、韓国、ニュージーランド
[グループD]日本、香港、チャイニーズ・タイペイ、オーストラリア

■テレビ放送 フジテレビONE TWO NEXT(CS放送)
http://otn.fujitv.co.jp/b_hp/917200157.html
■動画配信 スポナビライブ
https://sports.mb.softbank.jp/genre/basket_japan
■動画配信 DAZN(ダ・ゾーン)
https://www.dazn.com/ja-JP
【JBA大会特設サイト】
http://fibaasiacup2017-men.japanbasketball.jp/
【FIBA大会公式サイト】
http://www.fiba.com/asiacup/2017

男子日本代表の関連記事