2019.09.07

W杯4連敗を喫した日本、ラマスHC「また不甲斐ない結果に」…「1勝して終わりたい」

フリオ・ラマスHCは「我々のプランがうまく実行できなかったのが今日の敗因」と述べた[写真]=fiba.com
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 9月7日、中国で「FIBAバスケットボールワールドカップ2019」の17-32位順位決定ラウンド第1戦が行われ、日本代表(FIBAランキング48位)がニュージーランド代表(同38位)と対戦。第1クォーターこそ29-29の同点で終えたが、第2クォーター以降は終始ペースを握られ、81-111で敗れた。

 日本はこれで第1次ラウンドから未勝利の4連敗。試合後、フリオ・ラマスヘッドコーチは「今日もまた不甲斐ない結果になってしまいました」と反省の弁。「ニュージーランドの方がいいプレーをしていました。彼らは得点を確率良く決め、私たちはそこまで得点を決めらずに負けてしまいました」。

 この試合は、「トランジションからのピック&ロールやアーリーオフェンスを警戒していた」と明かしたラマスHC。だが実際は18本もの3ポイント(成功率54.5パーセント)を浴び、「我々のプランがうまく実行できなかったのが今日の敗因」と分析。自軍の選手たちについては、「選手たちも戦う姿勢が見せなかったわけではない。チームもワールドカップ前にいい流れで来ていた」と擁護したが、「今大会での4連敗はチームにとってもすごい痛手になっている」と続けた。

 それでも、試合はまだある。9日にはモンテネグロ代表(同28位)との最終戦を迎える。篠山竜青川崎ブレイブサンダース)と八村塁(ワシントン・ウィザーズ)を再び欠くことになるが、指揮官は「厳しい状況であっても結果を求めていかなければならない。最後の試合、できれば1勝を挙げて終われるようにしたい」と前を向いた。

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