2022.08.25
8月23日、イランのテヘランで「FIBA U18アジア選手権大会2022」が行われ、U18男子日本代表がU18イラン代表との予選ラウンド第2戦に臨んだ。
初戦に勝利した日本は、ジェイコブス晶(横浜ビー・コルセアーズ)、湧川颯斗(福岡大学附属大濠高校)、小澤飛悠(中部大学第一高校)、川島悠翔(福岡大附属大濠)、八重樫ショーン龍(仙台大学附属明成高校)がスターターを務めた。
試合は0-8のランから始まり、日本は追いかける展開となる。それでも、小澤や八重樫の3ポイントシュートが決まると、中盤にはジェイコブスのレイアップで逆転に成功。八重樫が3本の3ポイントを含む11得点とチームをけん引し、24-14で第1クォーターを終えた。
続く第2クォーターでも日本の勢いは止まらず、序盤にはジェイコブスが連続7得点を挙げる。さらに、キャプテンの小澤も3ポイントを決めるなど、順調に得点を伸ばし、49-27と大量リードで試合を折り返した。
第3クォーター開始から川島と湧川が得点するも、その後はイランのゾーンディフェンスに苦しみ、日本の得点が伸び悩む。この10分間で一気に点差を詰められ、59-50と1ケタ点差で勝負の最終クォーターへ。
迎えた第4クォーター、川島と星川開聖(洛南高校)が得点を重ね、試合残り6分7秒には66-60と日本がリードを保つ。しかし、その後は日本の得点が止まり、残り1分22秒にはイランに逆転を許す。最後は小澤の逆転を狙った3ポイントも外れ、前半に最大28点差をつけた日本は66-68で敗れた。
悔しい敗戦を喫した日本は、川島が13得点8リバウンド、ジェイコブスが13得点4リバウンド、小澤が3本の3ポイントを含む13得点、八重樫が3本の3ポイントを含む11得点4リバウンド、山田哲汰(白樺学園高校)が2得点3リバウンド8アシストをマーク。
惜敗したものの、予選グループAは3チームが1勝1敗で並び、日本は1位通過で決勝トーナメント進出が決定。準々決勝の相手はチャイニーズ・タイペイ(グループC2位)となり、この試合に勝てば、来年開催される「FIBA U19ワールドカップ」への出場権を獲得する。
なお、チャイニーズ・タイペイ戦は24日の18時からティップオフだ。
■試合結果
日本 66-68 イラン
JPN|24|25|10|7|=66
IRI|14|13|23|18|=68
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