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9月4日、ヨルダン・アンマンで開催されている「FIBA U18アジアカップ2024」のグループラウンド最終戦が行われ、日本代表(FIBAボーイズランキング30位)は、中国代表(同24位)に66-68で敗れた。
アレハンドロ・マルチネスヘッドコーチが率いる日本は、瀬川琉久(東山高校)、髙田将吾(福岡大学附属大濠高校)、内藤耀悠(レバンガ北海道)、ベネディクト研一郎(St. George’s School)、渡邉伶音(福岡大学附属大濠高校)を先発起用。
第1クォーターは高さで上回る中国に相次いでブロックショットを許しながらもリバウンド争いを制し優勢に。18-13とリードを奪って迎えた第2クォーターも、インサイドで奮闘する渡邉が3ポイントも決めるなどリードを拡大。7点差の38-31で試合を折り返した。
ハーフタイム明けの第3クォーターは、早い展開でも効果的に加点した日本代表が一時12点差としたものの、同後半から第4クォーターにかけて中国も猛追。残り3分にはリードが消滅して一進一退の展開に。日本は司令塔の瀬川と、大黒柱の渡邉が勝負強くスコアを重ねたが、1点リードの残り5秒で3ポイントを決められ逆転負け。グループCの2位で準々決勝進出決定戦に回ることになった。
日本は瀬川が30分14秒の出場でチーム最多23得点5アシスト5スティール、最長となる35分41秒出場した渡邉が16得点5リバウンド5アシストと気を吐いたが、土壇場で踏ん張りきれず、最大12点リードをひっくり返された。
この試合の結果、グループCを3勝0敗の1位で勝ち抜けた中国が、7日に開催される準々決勝にストレートイン。2勝1敗で2位通過となった日本の次戦は6日に行われるグループD3位チーム(未定)との準々決勝進出決定戦で、この試合に勝利すればグループA1位のオーストラリア代表(同4位)と準々決勝で対戦することに。
来年開催される「FIBA U19ワールドカップ2025」への出場権を獲得するには準決勝進出が必要だが、今大会出場国の中で最上位の強豪と激突する厳しい組み合わせとなった。
■試合結果
日本 66-68 中国
JPN|18|20|17|11|=66
CHN|13|18|17|20|=68