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U18日本代表がアジアカップ白星発進…渡邉伶音ダブルダブルでカタール下す

U18アジアカップ初戦でダブルダブルを記録した日本代表の渡邉伶音[写真]=fiba.basketball
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 9月2日、ヨルダンのアンマンで「FIBA U18アジアカップ2024」が開幕。バスケットボールU18男子日本代表(FIBAボーイズランキング30位)は、カタール代表(同49位)を73-55で下し、初戦を白星で飾った。

 アレハンドロ・マルチネスヘッドコーチが率いる日本は、瀬川琉久(東山高校)、髙田将吾(福岡大学附属大濠高校)、内藤耀悠レバンガ北海道)、ベネディクト研一郎(St. George’s School)、渡邉伶音(福岡大学附属大濠高校)の5名を先発起用。

 試合立ち上がりにチームのキャプテンを務める内藤の3ポイントで先手をとったが、リバウンド争いで苦戦し一進一退の攻防に。15-14で迎えた第2クォーター立ち上がりに逆転されると、その後もオフェンスの停滞感を打破できず、なかなかスコアを伸ばせない展開。それでも、苦しい時間帯を内藤、瀬川、渡邉を軸に食らいつき、同終了間際に瀬川のフリースローで逆転。30-29で試合を折り返した。

 ハーフタイム明けの第3クォーターは、和田拓磨(北陸高校)の連続得点で好スタートをきった日本が、前半とは打って変わって攻守両面でスピード感溢れるプレーを見せ、14-0のビッグラン。この10分間で27-10と突き放し、18点差をつけて迎えた最終第4クォーターはベンチスタートだった面々もプレータイムを伸ばしながら、18点差をキープして締めくくった。

 日本は渡邉が19得点14リバウンドでダブルダブルを記録し、ベンチスタートだった和田が3ポイント5本を含む17得点、深澤桜太(中央大学)も2桁10得点をマーク。東山高校をインターハイ優勝へと導いた瀬川は、約25分の出場で6得点8アシストだった。

 今大会は出場している16チームが4グループに分かれて総当たりの予選ラウンドを実施。各組の1位が準々決勝に進み、2位と3位が準々決勝進出決定戦へと回る。グループCは日本と中国(同24位)が白星スタート。日本代表の次戦は日本時間3日20時から、カザフスタン代表(同76位)と対戦する。

■試合結果
FIBA U18アジアカップ2024
日本 73-55 カタール
JPN|15|15|27|16|=73
QTR|14|15|10|16|=55

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