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ハリバートンが五輪中に将来の“ペイサー”をリクルート?「チームにいた選手全員を誘った」

ハリバートン(左)が地元で記者会見を開催[写真]=Getty Images
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 昨年のワールドカップに続き、今夏のパリオリンピックでもアメリカ代表に名を連ねたタイリース・ハリバートンインディアナ・ペイサーズ)。昨シーズンには2度目のオールスターに選出され、アシスト王にも輝いた次世代の若手ガードだ。

 パリの舞台では分厚いロスター層に阻まれ、ハリバートンはグループステージで2試合、決勝トーナメントで1試合の出場にとどまった。それでも練習ではステフィン・カリーら主力ガードとしのぎを削り、試合中は味方を鼓舞し続けて雰囲気を盛り上げるなど、アメリカ代表(FIABランキング1位)の大会5連覇に貢献した。

仲間たちとチームを盛り上げたハリバートン(中央)[写真]=Getty Images

 先日、地元のウィスコンシン州・オシュコシュで記者会見を開いたハリバートンは、パリオリンピックでの出来事を回想。「チームUSAでプレーした仲間が、今後ペイサーズにやってくるのでは?」と記者から質問されると、自身もスターたちを勧誘していたことを明らかにした。現地メディア『Oshkosh Northwestern』が伝えている。

「おそらく、何かしらの噂話が持ち上がるだろうね。実は、私はあのチームにいた選手全員をペイサーズに誘ったんだ(笑)。インディアナでやりたいという選手がいるなら、僕は大歓迎だよ」

 昨シーズンにハリバートン体制の3年目を迎え、3年連続でポストシーズンを逃してから一気にカンファレンス・ファイナルまでたどり着いたペイサーズ。若手も主力として活躍している新進気鋭のチームであり、チームUSAに名を連ねたタレントが1人でも入れば、ファイナル進出も現実味を帯びてくるだろう。

「確かに僕も勧誘されたけど、他の場所に行くつもりはないよ」と、記者団に向けて笑みをこぼしたハリバートン。アメリカ代表のスターたちと親睦を深めたオールスターガードのおかげで、ペイサーズは今後を左右する重要な“縁”を手にするかもしれない。

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