2024.05.27

ハリバートンの現状をペイサーズ指揮官が「プレーを切に望んでいる」と語るも復帰は微妙

第3戦を欠場したハリバートン(右)[写真]=Getty Images
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 5月26日(現地時間25日、日付は以下同)にホームのゲインブリッジ・フィールドハウスで臨んだ「NBAプレーオフ2024」のイースタン・カンファレンス・ファイナル第3戦。インディアナ・ペイサーズは第3クォーター中盤に18点リードを手にしていた。

 だがボストン・セルティックスの粘りに遭い、試合時間残り2分38秒に8点差をつけていたものの、残り38.2秒に逆転を許してしまい、最終スコア111-114で惜敗して0勝3敗の窮地に追い込まれた。

 この試合、ペイサーズはオールスターガードのタイリース・ハリバートンがハムストリングの肉離れのため欠場。それでも、アンドリュー・ネムハードが32得点9アシスト、TJ・マッコネルが23得点9リバウンド6アシスト、マイルズ・ターナーが22得点10リバウンド、パスカル・シアカムが22得点6アシストと奮闘。

 ペイントエリアの得点で68-40、リバウンド数でも43-36と優位に立ち、32アシストを残すなどペイサーズは司令塔不在ながらチーム全体で戦い抜いたが、あと一歩及ばず。

 ペイサーズのリック・カーライルHC(ヘッドコーチ)は、第3戦前の会見で「タイリースはものすごくプレーしたがっている。プレーすることを切に望んでいる。だが今夜の決断は彼の手には負えないものなんだ。彼は良くなっているから、月曜日(日本時間の火曜日)に彼の状態がどうなっているか見ていく」と話していた。

 『ESPN』によると、ハリバートンが28日のシリーズ第4戦で復帰できる可能性は低いという。今年1月にもハムストリング負傷で計10試合の欠場を余儀なくされており、今回は24日の第2戦で悪化させてしまったため、短期間で復帰できるのか、もし復帰してコートへ立ててもどこまでプレーできるのか、さらに悪化させてしまう危険性もある。

 ペイサーズとしては、シアカム、ターナーのフロントコート陣に加え、ネムハードやマッコネルらの活躍でなんとか一矢報いたいところだ。

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