2024.05.24

ペイサーズのハリバートンが負傷退場…「僕らは一丸となってプレーしなきゃ」とシアカム

後半の途中でハリバートンが離脱[写真]=Getty Images
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 インディアナ・ペイサーズは、5月24日(現地時間23日、日付は以下同)の「NBAプレーオフ2024」イースタン・カンファレンス・ファイナル第2戦を110-126で落とし、シリーズ2連敗スタートとなった。

 敵地TDガーデンで行われた初戦で、ボストン・セルティックスに延長の末128-133で惜敗したペイサーズは、第2戦では最大20点を追う展開となり、ジェイレン・ブラウンに40得点、ジェイソン・テイタムに23得点6リバウンド5アシスト、デリック・ホワイトに23得点6アシスト、ドリュー・ホリデーに15得点10アシストを許すことに。

 ペイサーズはパスカル・シアカムが28得点、アンドリュー・ネムハードが16得点5アシスト、オビ・トッピンが11得点を残したものの、オールスターガードのタイリース・ハリバートンが第3クォーター途中でコートから離脱してしまった。

 ハーフタイムの時点で左ハムストリングを痛めていたハリバートンは、第3クォーター残り3分44秒に悪化させたことでロッカールームへ向かい、コートを後にした。

 22日の第1戦で25得点10アシスト3スティールを残していた24歳の司令塔は、オールNBAサードチームにも選ばれるなどキャリア最高のシーズンを送っていたのだが、シーズン中にも同箇所を負傷していた。

 今年1月9日のセルティックス戦。ハリバートンは左ハムストリングの肉離れに見舞われたことで、計10試合の欠場を余儀なくされていた。26日の第3戦以降の出場ステータスに関しては、25日にも発表される見込みだが、ペイサーズが厳しい状況に陥ったことは事実。

「僕らにはタイ(ハリバートンの愛称)が必要だ。でも彼の代わりに立ち上がってやってやるというメンタリティでいく。僕らは一丸となってプレーしなきゃいけない」

 シアカムがそう語れば、控えポイントガードのTJ・マッコネルも「このグループの全員がステップアップし、より大きな役割をこなす時。彼がいなかった時も、僕らはよくやっていたんだ」と切り替えていた。

 ホームで開催される26日のシリーズ第3戦で、ペイサーズが立て直してセルティックスから勝利することができるか注目していきたい。

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