ウェスト決勝第2戦で決勝弾を沈めたドンチッチ「あのショットには自信があるんだ」

ウェスト決勝でも大暴れしているドンチッチ[写真]=Getty Images

バスケットボールキング編集部

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　ダラス・マーベリックスの1勝0敗で5月25日（現地時間24日、日付は以下同）に迎えた「NBAプレーオフ2024」ウェスタン・カンファレンス・ファイナル第2戦。ミネソタ・ティンバーウルブズは、ホームのターゲット・センターで連敗を回避すべく、最大18点のリードを手にしていた。

　ところが、アウェーのマブスは後半に61－48でウルブズを上回り、2点ビハインドの試合時間残り3.1秒にルカ・ドンチッチが決勝弾となるステップバックスリーを綺麗にリングへ突き刺し、109－108で2連勝を飾った。

　マブスはドンチッチがゲームハイの32得点13アシストに10リバウンドのトリプルダブル、カイリー・アービングが20得点4リバウンド6アシスト、ダニエル・ギャフォードが16得点5リバウンド5ブロック、デレック・ライブリー2世が14得点9リバウンド2アシスト、PJ・ワシントンが10得点5リバウンド2ブロックを記録。

「自分のスポットへ向かって、ステップバックを打とうとしただけ。あのショットには自信があるからね」

　最後の場面で今シーズンの最優秀守備選手賞に選ばれたルディ・ゴベアとの1対1になり、ドリブルで揺さぶったドンチッチは試合後にそう語り、得意の左側ではなく右側のステップバックを選択し、見事なショットを決め切った。

　また、ドンチッチは「彼は長いんだ。でも速くは動けない。僕も速くは動けないけど、彼よりは速いから笑」と『TNT』の番組内で分析し、決勝弾を喜んでいた。

　ドンチッチへ絶大な信頼を寄せるジェイソン・キッドHC（ヘッドコーチ）も、最後の場面については「あのプレーはルカにボールを託し、こうした瞬間に彼がこれまでやってきたことをさせるものだった」と明かしていた。

　これでマブスは2011年以来、球団史上3度目のNBAファイナル進出まであと2勝とした。27日の第3戦、29日の第4戦は、ホームのアメリカン・エアラインズ・センターで開催される。

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