2024.05.26

ドンチッチが新人ライブリー2世を称賛「1、2段階じゃなく、3段階も飛躍している」

ドンチッチ(左)とライブリー2世(右)[写真]=Getty Images
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 5月25日(現地時間24日、日付は以下同)にターゲット・センターで行われた「NBAプレーオフ2024」のウェスタン・カンファレンス・ファイナル第2戦は、アウェーのダラス・マーベリックスがミネソタ・ティンバーウルブズに109-108で競り勝ち、シリーズを2連勝とした。

 マブスは試合途中に最大18点を追う展開へ陥るも、ルカ・ドンチッチカイリー・アービングを中心に巻き返し、最後はドンチッチのステップバックスリーで残り3.1秒に逆転して白星を手にした。

 シリーズ2戦を終え、ドンチッチは両チームトップの平均32.5得点10.5アシストに8.0リバウンド1.5スティール、カイリーが同25.0得点4.5リバウンド5.0アシストと、強烈な存在感を見せて引っ張っている。

 とはいえ、マブスがこの2人だけで白星を積み重ねているわけではない。先発センターのダニエル・ギャフォードがシリーズ平均13.0得点7.0リバウンド3.0ブロック、控えセンターのデレック・ライブリー2世が同11.5得点10.0リバウンド2.5アシスト1.0ブロック、先発パワーフォワードのPJ・ワシントンが同11.5得点6.0リバウンド2.0ブロックと、フロントコート陣の奮戦も見逃せない。

 ベンチスタートでスクリーンやリバウンド、ディフェンスなど裏方的な役割を着実にこなすライブリー2世は、第2戦の終盤にドンチッチへスクリーンをかけてディフェンダーのジェイデン・マクダニエルズを剥がし、ルディ・ゴベアとの1対1へと誘う仕事も見事にこなした。

 216センチ104キロの新人センターについて、ドンチッチはこう話していた。

「彼はこのシーズン、そしてプレーオフで素晴らしい働きを見せているよ。1、2段階じゃなく、3段階も飛躍しているんだ。彼はルーキーなのにね。みんなはときどきそのことを忘れているんだと思う。彼がウェスタン・カンファレンス・ファイナルでこなしていることはすごいものなんだ」

 ライブリー2世はここまでのプレーオフ14戦のうち、7試合で2ケタ得点、3試合で2ケタのリバウンドを奪っており、マブスでローテーションの一角を見事に務め上げていると言えるだろう。

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