2024.05.26

オールNBAチームに落選したブラウン「そんなことに構っている時間なんてない」

イースト決勝で好調のブラウン[写真]=Getty Images
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 ボストン・セルティックスとインディアナ・ペイサーズによる「NBAプレーオフ2024」のイースタン・カンファレンス・ファイナルは、セルティックスがホームのTDガーデンで連勝して2勝0敗とした。

 ここまで両チームトップのシリーズ平均33.0得点に6.0リバウンド3.5アシスト2.0スティールを残しているのがジェイレン・ブラウン。オールスター選出3度を誇る27歳のウイングプレーヤーは、5月22日(現地時間21日、日付は以下同)の第1戦で延長に持ち込む値千金の3ポイントシュート成功を含む26得点7リバウンド5アシスト3スティールをマーク。

 続く24日の第2戦では、ゲームハイかつプレーオフキャリアハイに並ぶ40得点に5リバウンド2アシストの大暴れ。フィールドゴール成功率は2戦とも50.0パーセント以上と、好調なショットも光る。

 そうしたなか、23日にNBAが発表したオールNBAチームの投票結果で、リーグベストの64勝18敗を残したセルティックスからはジェイソン・テイタムがファーストチーム入りするも、50ポイントを獲得したブラウンは落選。

 40得点パフォーマンスで第2戦の勝利に大きく貢献したブラウンについて、セルティックスのジョー・マズーラHC(ヘッドコーチ)は「彼はそのことについてはまったく気にしていないと思う。彼は勝利することこそが最も重要なんだと分かっている。それしか気にかけていない」と評していた。

 3年連続でカンファレンス・ファイナル進出を飾ったセルティックスが見据えるのは、フランチャイズ史上18度目のリーグ制覇。まずは2022年以来初のNBAファイナル進出を果たしたいところ。

「僕らはファイナルまであと2勝なんだ。だから正直な話、そんなこと(オールNBAチーム入り)にかまっている時間なんてない」と、ブラウンはあくまで目の前にあるシリーズにフォーカスしていた。

 ブラウン、テイタムが所属するセルティックスは、26日に敵地ゲインブリッジ・フィールドハウスでシリーズ3連勝を狙う。

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