2024.05.24

2季連続でリーグ最下位に終わったピストンズがペリカンズのGMをフロントに招へいへ

ペリカンズのラングドンGM(右)とフロントのグリフィン(左)[写真]=Getty Images
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 5月24日(現地時間23日、日付は以下同)。デトロイト・ピストンズは、球団の新たなバスケットボール運営部代表としてトラジャン・ラングドンを招く予定だと『ESPN』が報じた。

 48歳のラングドンは、ブルックリン・ネッツでショーン・マークスGM(ゼネラルマネージャー)の下でアシスタントGMを3シーズン経験し、直近5シーズンはニューオーリンズ・ペリカンズのGMを務めてきた。

 特にペリカンズではエグゼクティブ・バイスプレジデントのデイビッド・グリフィンと同等に、フロントオフィスで重要な人物と見られていたため、ペリカンズにとっては貴重な人材が退団する見込み。

 デューク大学出身のガードとしてNBAで3シーズンをプレーしたラングドンには、その後イタリアやトルコ、ロシアなどでプレーした実績がある。ピストンズのバスケットボール運営部代表へ就任となれば、トロイ・ウィーバーGM、モンティ・ウィリアムズHC(ヘッドコーチ)とともにチームを立て直していくこととなる。

 今シーズンのピストンズは、リーグワーストの14勝68敗へ低迷。5シーズン連続でプレーオフから遠ざかっているだけでなく、2シーズン連続でリーグ最下位の戦績に終わっていた。

 このチームには6月27日に行われる「NBAドラフト2024」1巡目で全体5位指名権があり、今夏はキャップスペースにも大きな空きがあることから、ピストンズがどのようにしてチームを強化していくのか注目だ。

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