2025.10.13
昨シーズン大怪我を負ったスターたちが徐々にコートに戻ってきているようだ。
1人目は左ひざ前十字靭帯断裂を負ったカイリー・アービング。3月4日(現地時間3日)にホームで行われたサクラメント・キングス戦に先発出場したものの、第1クォーター途中にドライブを仕掛けた際に負傷。患部の手術を受け、以降の試合を欠場した。それでも、6月末には3年1億1900万ドル(約171億3600万円)、契約最終年にプレーヤーオプションがつく延長契約に合意したことが伝えられ、早ければ2026年1月にも戦列復帰できる見込み。ニコ・ハリソンゼネラルマネージャーの「予定より早く回復している」というコメントも伝えられているなか、現地メディア『Overtime』がシュート練習をしているカイリーの映像を公開しており、復帰を待つファンも反応している。
2人目は右足のアキレス腱断裂を負ったタイリース・ハリバートンだ。こちらは6月24日(同23日)のNBAファイナル第7選の第1クォーターにコートへ倒れ込んだ。インディアナ・ペイサーズの快進撃をけん引してきたエースは、すでに2025ー26シーズンを全休することを公言しているが、9月2日(同1日)に自身のInstagramにてコート上でフリースローを練習する姿を投稿。「ESPN」の人気トーク番組『The Pat McAfee Show』では「歩けるようになったらすぐにベンチ入りするつもり」ともコメントしており、長いリハビリにも前向きな姿勢を示している。
3人目は右足のアキレス腱断裂を負ったジェイソン・テイタムだ。5月13日(同12日)のカンファレンス準決勝第4戦で負傷し、2025-26シーズン全休の可能性も示唆されていたが、9月2日(同1日)に自身のInstagramにて母校であるデューク大学で、ドラフト1位指名されたクーパー・フラッグらとワークアウトに励んでいる様子を公開。現地メディア『heavy. sports』は、先日ラスベガスで開催されたクリス・ポールのクリニックに出席していたテイタムの様子について、目撃者のコメントを引用する形で「本当に動きが良かった」とレポート。まだまだ足を引きずるような様子も見せていた一方で、「驚いたのは、どのタイミングでも(補助の)ブーツを履いていなかったことだ」と、驚きをもって回復ぶりを伝えている。同メディアは2025-26シーズン後半戦にテイタムが復帰する可能性についても言及。リハビリに励むテイタムの今後の動向にも注目だ。
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