2025.08.10

就任3シーズン目を終えたジョー・マズーラHCがセルティックスと複数年の延長契約

セルティックスで指揮を執るマズーラHC[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 8月9日(現地時間8日)。ボストン・セルティックスが、ジョー・マズーラHC(ヘッドコーチ)と複数年に及ぶ延長契約を締結したことを発表した。

 37歳のマズーラHCは、2019-20から2021-22までの3シーズンでアシスタントコーチ(AC)を務めた。2022年9月に当時の指揮官イーメイ・ユドカ(現ヒューストン・ロケッツHC)がチームポリシーに違反したため、2022-23シーズンの活動停止処分を科されたことで、暫定HCへ就任。

 2023年2月には正式にHCへ昇格し、2023-24シーズンにはリーグベストの64勝18敗を残し、フランチャイズ史上18回目のNBAチャンピオンへ導いた。マズーラは1968-69シーズンに選手兼コーチで優勝したビル・ラッセルの35歳に次ぐ若さで、NBAファイナルを制した指揮官となった。

 昨シーズンまでの3シーズンで、マズーラHCはレギュラーシーズン通算246試合で182勝64敗(勝率74.0パーセント)、プレーオフ50試合で33勝17敗(勝率66.0パーセント)を記録。今シーズンのセルティックスは、ドリュー・ホリデー(現ポートランド・トレイルブレイザーズ)、クリスタプス・ポルジンギス(現アトランタ・ホークス)が退団し、ジェイソン・テイタムがアキレス腱断裂のため大部分を欠場することが予想されている。

 リリースの中で、マズーラHCは「非常にありがたいことです」とコメント。球団と選手たちへ感謝しつつ、苦しいシーズンが予想されている中で「セルティックスとボストンという街のために競っていくことを楽しみにしています」と話している。

NBAの関連記事

BASKETBALLKING VIDEO