2024.09.19
今夏のパリオリンピックも優勝で締めくくり、5大会連続17度目の王座に輝いた男子アメリカ代表(FIBAランキング1位)。レブロン・ジェームズらベテラン陣、アンソニー・エドワーズら若手陣が双方の良さを引き出し、グループステージから決勝トーナメントの6戦すべてを無敗で駆け抜けた。
大会を終えてアメリカに帰国したエドワーズは、現地8月16日から18日にかけてニューヨークで開催されていたスポーツイベント『Fanatics Fest』のトークイベントに登壇。オリンピックでの出来事を回想しながら、チームメートへの印象を語った。
リーグ屈指のシュート力を持ち、セルビア代表(同2位)とフランス代表(同4位)を撃破する原動力となったステフィン・カリーや、淡々と得点を取り続けるスコアリングマシーンのケビン・デュラントなどのタレントに触れたエドワーズ。「ステフは最高だったし、KD(デュラントの愛称)も。レブロンもヤバかったよ」と話しつつ、先発ガードを務めたデビン・ブッカーについては特に熱弁した。
「だけど、ブック(ブッカーの愛称)は各国のベストプレーヤーたちを守って、何本ものショットを阻止していた。1人で70得点を取るんじゃないかって勢いだったし、正直言って彼のプレーには感銘を受けたね」
フェニックス・サンズでエースを務めるブッカーは、自らでゲームを作りつつも得意のアウトサイドシュートを積極的に放つ選手。代表では持ち前のディフェンス能力を存分に発揮しつつ、要所でのペイントアタックや3ポイントシュートでチームUSAを支え続けた。
普段は敵として対峙しているエドワーズとブッカーだが、味方としてプレーしたことでNBAでは気付けなかったストロングポイントに気付いたのかもしれない。今大会では互いを支え合ったチームUSAのメンバーだが、10月末から始まる新シーズンでは彼らのマッチアップに注目が集まるだろう。
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