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パリ五輪を金メダルで終えたスティーブ・カーHCがアメリカ代表の指揮官を退任へ

アメリカ代表で指揮を執ってきたカーHC[写真]=Getty Images
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 8月19日(現地時間18日)。NBAインサイダーのマーク・スタイン記者が、自身の会員制ウェブサイト“The Stein Line”を更新。そこでスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)がアメリカ代表の指揮官から退任する見込みだと報じた。

 FIBAワールドカップ2019、東京オリンピックでグレッグ・ポポビッチHC(サンアントニオ・スパーズ)を支えるアシスタントコーチ(AC)を務めたカーは、2021年12月にアメリカ代表の指揮官へ就任。

 2023年のワールドカップを大会4位で終えると、先日まで開催されていたパリオリンピックでアメリカを金メダルへ導き、大会5連覇を達成していた。

 もっとも、カーHCの退任に関しては、昨年11月に本人が示唆していた。『The Athletic』へ公開された記事で「私としては、これは2年間のサイクルなんだ。ポップ(ポポビッチ前HCの愛称)はワールドカップとオリンピックをコーチした。今度は私がバトンを渡す番なんだ。私は本来こうあるべきだと見ている」と話していた。

 スタイン記者によると、後任候補に挙がっているのはカーHCの下でACを務めたマイアミ・ヒートのエリック・スポールストラHC、ロサンゼルス・クリッパーズのタロン・ルーHCの2名。

 今後USAバスケットボールがどんな動きを見せるのか、注目していきたいところだ。

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