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ニックス主将ブランソンにOBが期待「球団史上最高の選手の1人になれるチャンスを得た」

ニックスのキャプテンに就任したブランソン[写真]=Getty Images
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 8月18日(現地時間17日、日付は以下同)。ニューヨークシティで『Fanatics』(ファナティクス)の“Fanatics Fest NYC 2024”が開催され、会場にはニューヨーク・ニックスジェイレン・ブランソンウォルト・フレイジャー(元ニックスほか)が参加した。

 フレイジャーはNBAキャリア13シーズンのうち、10シーズンでニックスに所属したポイントガード。在籍10シーズンで平均19.3得点6.1リバウンド6.3アシスト2.0スティールを残し、ニックスで2度(1970、1973年)の優勝に貢献してきたレジェンド。

 27歳のブランソンはニックス在籍2シーズンで平均26.5得点3.6リバウンド6.5アシストを残し、2シーズン連続のプレーオフ進出に大きく貢献。特に昨シーズンはオールスターとオールNBAセカンドチームに初選出されていた。

 昨シーズンにイースタン・カンファレンス2位の50勝32敗を残したニックスは、トム・シボドーHC(ヘッドコーチ)の下、ブランソン、ジュリアス・ランドルOG・アヌノビーミケル・ブリッジズミッチェル・ロビンソンが先発を務める見込み。ベンチにはジョシュ・ハートドンテ・ディビンチェンゾ、マイルズ・マクブライド、キャメロン・ペイン、プレシャス・アチウワらが控えている。

 今月7日。ニックスはブランソンがフランチャイズ史上36代目のキャプテンに就任したことを発表。ガードの選手としては球団史上18人目、2018-19シーズンのランス・トーマス以来初のキャプテンとなった。

 そんなブランソンに対し、フレイジャーはイベント中にこう語りかけていた。

「期待はいつだって高まるばかりだ。最初の2年間でこの機会へ上りつめてチャレンジを受け入れたんだ。…彼はニックス史上最高の選手の1人になれるチャンスを得たことは間違いないね」

 ニックスを束ねるリーダーとしてさらなる期待がかかるブランソン。このチームが1999年以来のNBAファイナル進出、そして1973年から遠ざかっている王座獲得を果たすためには、この男の活躍とリーダーシップがカギを握っているだけに、今シーズンも大車輪の働きを期待したいところだ。

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