2024.07.14

ニックスの得点源ジェイレン・ブランソンが“減額”で4年の延長契約を締結

ニックスのけん引役を務めるブランソン[写真]=Getty Images
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 7月13日(現地時間12日)。ニューヨーク・ニックスが、ジェイレン・ブランソンと延長契約を結んだことを発表した。

 ブランソンの代理人を務める『CAA Sports』のサム・ローズが『ESPN』へ伝えたところによると、この延長契約は4年1億5650万ドル(約245億7050万円)になるという。

 もっとも、ブランソンは来夏に5年2億6910万ドル(約422億4870万円)の巨額契約を結ぶこともできた。ただ、現在の主力をキープできることを優先し、総額で1億1260万ドル(約176億7820万円)の減額で延長契約を締結することを選択したことになる。

 昨シーズンのニックスは、ジュリアス・ランドル、途中加入のOG・アヌノビーを終盤にケガで欠くなか、ブランソンを中心とした布陣でイースタン・カンファレンス2位の50勝32敗をマーク。

 イースト第2シードで臨んだ「NBAプレーオフ2024」でも相次ぐケガに見舞われたものの、カンファレンス・ファイナル進出まであと1勝へ迫る勝ち上がりを見せた。

 そのニックスは、ブランソンを筆頭にランドル、ジョシュ・ハートドンテ・ディビンチェンゾ、マイルズ・マクブライド、ミッチェル・ロビンソンが契約下におり、今夏はアヌノビーと再契約、ブルックリン・ネッツとのトレードでは即戦力のミケル・ブリッジズの獲得にも成功。

 なかでも27歳のブランソンは、昨シーズンにオールスターとオールNBAセカンドチームに初選出された188センチ86キロのポイントガード。レギュラーシーズンで平均28.7得点3.6リバウンド6.7アシストに3ポイントシュート成功率40.1パーセント(平均2.7本成功)を残し、プレーオフでも同32.4得点3.3リバウンド7.5アシストでチームを引っ張った。

 戦力充実のロスターで今シーズンを迎えるニックスは、2000年以来初のカンファレンス・ファイナル進出、さらには1999年以来のファイナル出場を見据えているに違いない。

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