2024.07.16
7月14日(現地時間13日)。NBAで11シーズンをプレーしてきたマイク・マスカーラが、現役引退する意向だと現地メディア『The Oklahoman』が報じた。
同メディアによると、マスカーラの父ボブが息子について、バスケットボールのコーチあるいは運営していくことを計画しており、スポーツ・マネジメントの修士号を取得するため大学院へ行くことになると伝えたという。
2013年のドラフト2巡目全体44位でダラス・マーベリックスから指名されたマスカーラは、直後にアトランタ・ホークスへトレードされてNBA入り。208センチ108キロのビッグマンは、ホークスでキャリア最初の5シーズンを過ごし、その後フィラデルフィア・セブンティシクサーズ、ロサンゼルス・レイカーズ、オクラホマシティ・サンダー、ボストン・セルティックス、ワシントン・ウィザーズ、デトロイト・ピストンズでプレー。
ドラフト時も含めて計7度トレードを経験してきた男は、今年2月末にピストンズとのバイアウトの末にウェイブ(保有権放棄)となり、サンダーで昨シーズンを終えた。
NBAキャリア11シーズンでレギュラーシーズン通算548試合へ出場したマスカーラは、キャリア平均15.0分5.9得点3.1リバウンドを記録。キャリア中盤から3ポイントシュートをレパートリーに加え、フロアのスペースを広げるストレッチビッグマンとなって通算3ポイント成功率37.3パーセントを残した。
33歳のマスカーラは、今もなおNBAチームでプレーできる可能性があったのだが、新たなキャリアへ向けて動き出したということなのだろう。
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