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ニックスの大エース、ブランソンがマブスでの記憶を回想…偶然手にした初出場の機会とは?

2022年からニックスへ移籍したブランソン[写真]=Getty Images
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 2018-19シーズンにダラス・マーベリックスNBAデビューを飾り、ルカ・ドンチッチと先発ガードを務めるまでに実力を伸ばしたジェイレン・ブランソン。2022年には新天地を求めてニューヨーク・ニックスへと移籍し、不動のエースとして2年連続のカンファレンス・セミファイナル進出に貢献している。

 昨シーズン、ブランソンは自身初のオールスターにも選出され、まさに全盛期を迎えつつある。先日、古巣のオーナーであるマーク・キューバンとともにポットキャスト『Roommates Show』に出演したガードは、4年間を過ごしたマブスでの思い出を振り返った。

 マブスで記憶に残っている瞬間を尋ねられたブランソンは、2022年のプレーオフでのファーストラウンドと回答。ドノバン・ミッチェル(現:クリーブランド・キャバリアーズ)を擁する実力者集団と対戦したマブスはホームでの第1戦を落とし、第4戦を終えて2-2のタイに持ち込まれたが、最後は2連勝を挙げて1回戦突破を決めた。

 また、新人時代に初めて試合を出たときを思い出したブランソンは、「フェニックスでのキャリア初ゲームも忘れられない」と語り、当時の心境をよみがえらせる。「デビン・ハリスやJJ・バレアがいたし、僕はプレーしないと思ってたんだ。先発はルカとデニス・スミスJr.で確定だったし」。

 試合中、ハリスがハムストリングを痛めたことで急遽試合に出ることとなったブランソン。「最初のシュートはエアボールだったから、『これ以上悪くなることはないだろう』って気楽になったよ。そのあと、第4クォーターで1ポゼッション差まで追い上げたんだけど、そのときに3ポイントを打って初得点を挙げたんだ」と、しみじみとした様子で語った。

 ひょんなことからプレータイムをつかんだブランソンは、1年目の終わりごろには先発ガードとしてチームを引っ張る存在に。本人の自己研鑽はもちろんのこと、チャンスを逃さなかったことでオールスターガードは大きな飛躍を遂げたのかもしれない。

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