2024.07.13

スポーツ界のアカデミー賞『ESPY』のベストNBAプレーヤー賞にルカ・ドンチッチが選出

自己最高のシーズンを送ったドンチッチ[写真]=Getty Images
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 7月12日(現地時間11日、日付は以下同)。スポーツ界の“アカデミー賞”と評されている『ESPN』による『ESPY』が行なわれ、昨シーズンのベストプレーヤーやベストチーム、ベストモーメントが表彰された。

 NBAではボストン・セルティックスのジェイレン・ブラウンが「ベストチャンピオンシップ・パフォーマンス賞」に輝いた。昨シーズンにNBA史上最多の18回目のチャンピオンへ輝いたセルティックスで、ブラウンはイースタン・カンファレンス・ファイナルMVP、ファイナルMVPに選ばれた。

 そして「NBAプレーヤー・オブ・ザ・イヤー賞」ではニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)、シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(オクラホマシティ・サンダー)、ジェイソン・テイタム(セルティックス)を差し置いて、ダラス・マーベリックスルカ・ドンチッチが選出。

 今年2月末に25歳を迎えたスーパースターは、レギュラーシーズンでリーグベストの平均33.9得点で初の得点王に輝いたほか、キャリアハイの9.8アシスト(リーグ2位)、リーグ3位のトリプルダブル21度をマーク。オールスターとオールNBAファーストチーム入りに加え、MVP投票でも3位のポイントを獲得するなど自己最高のシーズンを送った。

 しかも、今年1月27日のアトランタ・ホークス戦でドンチッチはNBA歴代4位タイ、現役最多となる73得点の超絶パフォーマンスを見せており、驚異的なスコアリングショーも展開。

 ウェスタン・カンファレンス第5シードで臨んだ「NBAプレーオフ2024」は、セルティックスとの「NBAファイナル2024」を1勝4敗で落として優勝には届かなかったものの、プレーオフ22試合で平均28.9得点9.5リバウンド8.1アシスト1.9スティールと獅子奮迅の働きでチームをけん引した。

 さらに、今年のプレーオフでは合計899分、635得点、208リバウンド、178アシスト、41スティール、フィールドゴール成功225本、3ポイントシュート成功68本でいずれもリーグトップを記録。2006年にダーク・ノビツキーが残した620得点を抜き、単年のプレーオフにおける球団最多得点記録も塗り替えたのだから、ベストNBAプレーヤー賞に十分値する活躍を見せたと言っていいはずだ。

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