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ゴラン・ドラギッチの引退試合にサプライズ…ヒートで共闘したクリス・ボッシュが参戦か

背番号『1』はヒートの永久欠番となっているボッシュ(左)[写真]=Getty Images
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 昨年12月31日(現地時間30日)、現役引退を表明したベテランガードのゴラン・ドラギッチ。2008-09シーズンにフェニックス・サンズでリーグデビューを飾り、15シーズンにわたって技巧派ガードの象徴的な存在として活躍してきた。

 競技生活への終止符とともに、母国スロベニアの首都リュブリャナでの引退試合の開催も宣言していたドラギッチ。ともに代表をけん引してきたルカ・ドンチッチや、近隣国のセルビア出身であるニコラ・ヨキッチ、マイアミ・ヒートでチームメートだったジミー・バトラーなどのスター選手がすでに参加メンバーとして報じられている。

ドンチッチ(左)とともにスロベニアをけん引してきたドラギッチ(右)[写真]=Getty Images

 そして、ゲームデイまで約1週間と迫った8月16日にさらなるサプライズが報道。海外メディア『Sportskeeda』によると、ヒートで2度のNBAチャンピオンに輝き、キャリアの終盤でドラギッチと共闘した殿堂入りビッグマンのクリス・ボッシュもゲームに参戦するようだ。

 ボッシュはレブロン・ジェームズカーメロ・アンソニードウェイン・ウェイドと同じく2003年にリーグ入りを果たし、キャリアを通じトロント・ラプターズとヒートの2チームでプレー。アウトサイドに相手ディフェンスをつり出し、オフェンス時のスペースを作り出す「ストレッチ・フォー」の原型を作った選手の1人とも言われ、キャリア終盤では平均約4.0本もの3ポイントシュートを放った。

 2014-15シーズンには肺血栓が発覚し、翌シーズンには治療を終えて復帰したものの、肺血栓の再発が確認されたことでコートからは離れることになったボッシュ。2017年にはヒートから契約を解除され、2019年初頭には正式に引退を表明した。

 ボッシュが問題なくコートに立つことができれば、実に8年ぶりとなるプレーを披露することになる。ドラギッチとボッシュがともにプレーしていたのは2014-15シーズン、2015-16シーズンの短い期間だったが、「一緒に戦ったスター選手を招待したい」と語っていたドラギッチにとって、ボッシュは欠かせない存在だったのだろう。

 今夏のパリオリンピックにも出場していたギリシャ代表のヤニス・アデトクンボや、セルビア代表のボグダン・ボグダノビッチ、サンズでお手本となったスティーブ・ナッシュなど、他にもドラギッチと縁のあるメンバーがゲームに集結する模様。ボッシュの久々となる実戦復帰も含め、見どころ満載のイベントになりそうだ。

実に8年ぶりとなる共演に注目の集まる両名[写真]=Getty Images

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