2022.08.09

欧州選手権2連覇を狙うゴラン・ドラギッチ「あの時はバットマンだったけど…」

前回大会を制したスロベニアのドラギッチ(右)とドンチッチ(左)[写真]=Getty Images
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 8月8日(現地時間7日、日付は以下同)。現地メディア『EUROHOOPS』へゴラン・ドラギッチ(シカゴ・ブルズ)のインタビューが公開された。

 ドラギッチは5日に自身のSNSでスロベニア代表として9月2日から幕を開ける「FIBAユーロバスケット2022」(以降、欧州選手権)へ出場することを表明していた。

 スロベニアは前回の2017年に行なわれた欧州選手権で初の金メダルを獲得したディフェンディング・チャンピオン。この時はドラギッチが大会平均22.6得点4.4リバウンド5.1アシスト1.6スティールをマークし、大会MVPに選出。

 そしてルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)が同14.3得点8.2リバウンド3.6アシストを残し、両選手がオールトーナメントチーム(ベスト5)入りを果たした。

 ただ、ドンチッチは昨夏の東京オリンピックで平均23.8得点9.7リバウンド9.5アシスト1.2スティール1.0ブロックの大暴れを見せ、スロベニアを大会4位へと導いており、23歳ながらNBAでもトップクラスの実力者へ成長を遂げている。

 そのことはドラギッチも十分承知しており、インタビューの中で「プレータイムは少し短くなるだろうね。あの時のようにはいかないさ。どれくらいプレーしていたか覚えてないよ。平均で36分だっけ? すべては僕がどう感じるかだろうね。(前回大会とは)役割だって当然違ってくる。あの時はバットマン(ヒーロー)だったけど、今はロビン(ドンチッチの相棒役)になるだろうね」と話していた。

 36歳の大ベテランは、ブルズに欧州選手権へ出場することを説得させており、前回大会の王者として今大会へ出場するのだが、自身の役割についてこう意気込んでいる。

「一番重要なのは、このチームがいいケミストリーを構築することにある。僕はコート上のリーダーとなり、チームが最も苦しい時に皆を引き上げる存在でありたい」。

 スロベニアはフランスやドイツらと同じグループBに入っており、2日の大会初日にリトアニア戦を迎えることとなる。

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